
ハウス食品から1月30日に発売された「カフェカレ」グリーンカレーを作りましたが、いよいよ試食ですよ〜。
(過去記事はこちら)
(10分でできるグリーンカレー「カフェカレ」を作ろう!ナカノヒトによるメイキング)
(10分でできるグリーンカレー「カフェカレ」を作ろう!ハウス食品のテストキッチンに潜入して調理)


盛りつけに使うお皿はハウス食品が輸入総代理店をしている「レイノー」のもの。シンプルモダンあり、クラシカルな小花柄あり…シリーズの種類が多くて選択の幅が大きいようですね。値段は20cmで10000円ほどの高級磁器。指名買いしているフランス料理店があるとのことですが、それにもうなずけます。

そしてお米はカレーを食べるために作られた、その名も「華麗米」を。どんな風かというと、ジャポニカ米とインディカ米の「あいの子」のようなもので、ツヤは少ない代わりにぱらりとしていてさらっとしたタイプのカレーに合いそうです。見た目はどちらかというと普通の米(ジャポニカ米)に近いように思えます。

カフェ盛りをするcaanaさんの図。
そしてお待ちかね、いよいよカレーを盛りつけます。私が選んだお皿は鳥の羽根がカラフルな一枚。グリーンカレーだし、ちょっとトロピカルな雰囲気が合うんじゃないかなーって。

ナスがおいしそうに煮えている上、グリーンカレーのとろみが10分で作ったとは思えない。そしておいしいのです。作るのにかかる時間と比較して、得るものが大きい(=美味しい)と思います。回りくどい表現をしてしまったけど、つまり時間をかけたものが美味しいのは当たり前のことで、簡単で美味しいものができることに価値があるということです。
それと、思っていたより辛いです。タイ産のペーストを使うのに比べたら、あのような鋭い辛さはありませんが、じんわり来ますね。5段階評価で「3」段階目の辛さが付けられています。中辛ですね。

なお、レトルトタイプもあります。キーマカレーは調達しにくい白インゲン豆が入っているのである意味お買い得かも。キーマカレーの方がグリーンカレーより少し辛いようです。実売価格は200円ほど(楽天価格)。

そうそう、付け合わせにはこのシーズニングで作ったラタトゥイユも添えられました。こちらは野菜をフライパンで炒め、野菜自身の水分で炒め煮にしたところこれを加えてでき上がり。カフェカレ同様10分くらいで出来るそうです。
うちでもシーズニングなしでラタトゥイユ、というか味の好みで酢が入っているカポナータを作ることがありますが、ナスを大ぶりに切って揚げるように炒めてから一旦取り出し、完成直前に加えるのでやっぱり手間がかかるんですよ。いやぁ…なんだかことごとく楽できるところでしてなかったんだなぁと思う。忙しい忙しいと言っている割には(笑

カレーに合うデザートドリンクとして今回は、インド料理屋ではおなじみの「ラッシー」(ヨーグルトドリンクのようなものです)、「マンゴーラッシー」「チャイ」を頂きます。


このプレミックスは液体状のもので、牛乳と混ぜ合わせて冷やすだけです。それだけなのに本格的。ラッシーはラッシーであってヨーグルトドリンクとはどこか違うものだと思うんだけど、どこが違うのかが判別できないという。インド料理屋で出てくるそれのように、氷を入れてキンキンに冷やして飲みたい、と思う味なのです。
同じく牛乳と混ぜ合わせるデザートと言えば…


そう、フルーチェ。おなじみのフルーチェがレアチーズ風味を纏って、さらにデザートらしく進化している!私がフルーチェに目覚めたのはごく最近のことで、しかも頑にストロベリーばかりを選んでいました。いろいろなフルーツで出ているのは知っていたけど、もっとデザートよりにシフトした「sweets」シリーズがあるなんて知らなかったよ!
そういえば、フルーチェって子供の頃からあったのはよく知っているけど、発売されたのは1976年ともう36年も経っているんだそうです(!)。今も当時開発グループにいらっしゃった方がまだお一人社内に残っているとのことですが、お歳は実に63才だとか!ひーーー!なんかすごいぞ。どんだけロングセラーやねん(笑
しかし、今回のイベント試食したもの全てがハウス食品の商品であり、その幅広さを感じましたね。特に、カレーを始めとしてその周辺のアイテムのバリエーションの豊富さに初めて気づきました。そうだね…よく考えればカレーを売るためにはカレーだけじゃだめなんだよね。だってカレーを食べるにはご飯が必要だし(当たり前だけど)、ラッシーを飲めば自動的にカレーもセットになって、インド料理屋で食事をした記憶が脳裏に浮かんで来ます。
つまりカレーを軸にしたライフスタイルの提案、ということがこの開発の本質なのではなかろうか…などと要らぬ推測をして妙に納得した、とても楽しく盛りだくさんな「ナカノヒト」とのお話会でした。イベントを主催されたブロぐるめ!の皆さん、 ハウス食品 のみなさん、平日定時以降お疲れのところどうもありがとうございました。

今回 カフェカレ の開発を担当された磯さんと長住さんのツーショット。
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