
ゲームの紹介に終始した1記事目でしたが、いよいよ実機を利用した試遊です。
1記事目:鉄拳タッグトーナメント2の先行体験会に行ってきました(ゲームプロデューサーによるゲーム説明編)
○オンライン対戦

まずはオンライン対戦からスタート。ただしオンラインと言っても鉄拳タッグトーナメント2(以下「タッグ2」)はまだ発売されていないので、対戦マッチングするのは同じ部屋にいる十数人のうちの誰か。誰と当たったのかは…うーんちょっと広すぎてわかんない。
私はとりあえずアリサ1キャラで行きます。相手方は2人キャラ構成。いきなり1vs2の構図が、、多勢に無勢ではないかっ(°Д°)カッ
っても2キャラが同時に飛びかかってくるんではなく、プロレスや何かと一緒でタッチ交代制のよう。つまりR1ボタンを押すことで待機していたキャラと入れ替わります。体力ゲージはキャラそれぞれにあるので、1人が危なくなったからもう1人投入!という使い方ができます。1vs2だから気づかなかったけど、2vs2だと苦手キャラが来たからこっちも交代、って使い方がメインになるのかなぁ。
多勢に無勢がどう勝敗に影響したかというと…アラ、気づかないうちに倒してたわ。どうやらタッグを組んだ方はどちらか一方のゲージがなくなったら負けみたい。だから必ずしも1人でゲージ2本分の体力を削る必要はない、と。
(注:ただし「タッグアサルト」「タッグスロー」と2人協力してコンボする技もあるらしい)
また、こうした1vs2のケースが生じることももちろん想定されているので、1人で戦うことが不利だと感じることはなかったです。むしろ、実際遊んだ方は1人の方が強いのかも…という感想を持つことも多いみたい。
なお、ここのモードのマッチング待ちの時間がプラクティスの時間に充てられる仕様です。
しかし、試合の終わるタイミングが一緒だから、オンラインマッチングも同じ人(プレイヤーID)とばかり当たる(仕方ないことだけど)。最初はスタッフが手加減してくれてるのかな?と思ったらどうやらそうではなさそう…あれ、いつの間にか試遊会とレビューのことがどっか行きかけていました。大人げなかったですかね。い、いつも全力投球なんですよ。決して俺つeeeee!!なんて、思うわけないじゃないですk(r
なお、1台2人プレイの際、2コンを使って友達とタッグプレイすると、交代のタイミングとか息を合わせなくちゃいけないから、1人で2キャラ扱うよりちょっと難易度が上がるみたいです。
ひとしきり遊んだところで、「練習部屋」を作って仲間同士でのオンライン対戦を行います。部屋を作っておけばロビーチャットも使えます。これ、ボイスチャットはどうなのかしらね。
○オンラインプラクティス
さっきの練習部屋、練習とはいえ中身は普通の対戦試合です。
一方でこのオンラインプラクティスは、コマンドの入力履歴やダメージ数値が計測されますから、自分が正しく狙ったキーを打てているか、その結果コンボがどれくらいダメージを与えられるものなのかを確認することができます。
…しかし今回の相手はやけに強いなー。なんというかつけいる隙がありません。手の内も読まれている気がする。それもそのはずこの試遊会、おなじみのゲームブロガーだけでなく、実は鉄拳の猛者も招待されていたわけで…このオンラインプラクティスで当たったその猛者は、鉄拳6の世界大会で準優勝した人だった、というのはこの記事を書くために調べ物をしていて知ったのでした(((;゚Д゚))) そうと知ってたら試遊の様子を後ろに立ってガン見していたかったなぁ〜〜、って、あら。またレビューのことを忘れるところでしたわ。
また、気になる通信時のラグについてですが、画面の切り替えの時にあれ?と違和感を感じることはありましたが、プレイ中は全く気になることはなく快適にプレイができました。4Gamerさんや他のメディアの方に言わせると、このタッグ2の出来は「驚異的な改善である」とのことです。私も鉄拳3Dプライムエディションでオンライン対戦を試してみたのですが…。……。それとはもはや比較にならないくらい快適。もう負けをラグのせいにする必要はありません!(良いのか悪いのかw
○ファイトラボ
このモードは前記事の通り、基本初心者から安心して楽しめる1人プレイ練習モードです。
プレイヤーのキャラはこうしたロボット(コンボット)となり、画面に指示されているキー操作のガイダンスにしたがって入力すれば、パーツの動きやコンボを覚えられるという仕組み。ただ、随所に仕掛けられたイタズラがあって…例えば地面にセットされた地雷、突然飛んでくるヒトや爆弾などに当たるとダメージを受けますので、そういった障害物をよけながら指令をこなしていく必要があり、単調にならないよう工夫がされていることがわかります。
また、キャラ独自の技を組み合わせてカスタマイズを行い、自分オリジナルのコンボを作れるのもこのモードです。
○ムービー
ムービーについては、メニューに用意されているサムネイルの数から相当量が用意されていることがわかります。もちろん最初からアクティブなものはオープニングムービーくらいのもので、他はプレイを進めながらアンロックをしなければ見られません。
今回のプレイヤブルキャラクターは50体以上ですが、用意されたエンディングもキャラにつき1つあるので、エンディングをすべて見るだけでも大変。そんなときCPU対戦の「ゴーストバトル」モードが近道。
CPUキャラを倒していくとランダム(たぶん)ですが時々宝箱のようなアイテムを入手できます。これがエンディングムービーのアンロックをしてくれたり、ゲーム内通貨がもらえたりするのです。格ゲーの醍醐味とも言える対人戦を楽しむのが前述のオンライン対戦ですが、ムービーコレクションを完成させる楽しみがあるのはパッケージソフトの良いところでしょうね。総尺はなんと80分もあるようです。
試遊部分のレビューが思ったより長くなってしまったので、Q&Aと分けたいと思います。
試遊会レポートはこちらからも。
鉄拳のオンライン対戦はここまで進化した。発売までひと月を切った「鉄拳タッグトーナメント2」,メディア先行体験会レポート(4Gamer)
超快適なオンライン対戦を国内初披露! 『鉄拳タッグトーナメント2』メディア向け体験会リポート(ファミ通.com)
この記事は『鉄拳タッグトーナメント2』の体験会に参加して書いています。本企画への参加及び記事掲載は無報酬です。また、事実誤認の修正ならびにこの文章の掲載以外、メーカーから記事の内容に対する関与は受けていません。