スペインに行くにあたってはスペイン語の参考書を購入しようということをフライトの直前に思い立ちました。ところがもう直前も直前、登場まであと数時間のところで、免税店で参考書を漁る始末。挙句購入はヤメ。だってどうせなら書籍じゃなくてDSソフトみたいので欲しかったんですもの。ってかそれならあらかじめ周到に用意しとけってのな。
スペイン語圏ではどこかで聞いた記憶なのか、ただの思い込みかはわかりませんが、あまり英語が通じないというイメージがありました。結果的には果たして…いや、予想以上に英語が通じませんでした!タクシー、スーパー、レストラン。こちらが明らかにアウエーの旅行者だという風情でも、容赦なく浴びせかけられるスペイン語のシャワー。うーん参りました。
それで急遽購入したのがこちらのiPhoneアプリ。

Nemo スペイン語コンプリート。
無料版が配布されており、気に入って有料版を購入したというレビューもちらほらあったほど評価が高かったアプリです。

まず無料版。何もかも、というより必要最低限なフレーズを覚えてもらおうという意思が感じられます。絞ってあるだけに、探しやすいし覚えやすい。しかし語彙があまりにも限られていたため、すぐに有料版(850円)を購入。

すると、無料版では青字で表示されていたフレーズがアクティブになります。なお、インストールは無料版と有料版で別々なので、あとで無料版はアンインストールしないといけません。


このアプリ、音声を使っての学習プラス単語カード機能、


スペイン語←→日本語切り替えがページのスライドで行えること、

単語の検索のしやすさ
…などはスマホに最適化されていてとても使い勝手が良く感心した点です。表示も早いのでストレスは全くなし。とりあえず挨拶くらいは、ショッピングの時困らないくらいは…という用途にはとても向いていると思います。
ただし、一つだけ不満が。
あれもこれもわからない単語を逐一調べて意味を知っておこうという用途には向きません。収容単語数は決して多くなく、これも入ってない、あれもわからない…というイライラが募ってしまいます。なんでも知りたい、把握したい、という方には、やはり収録語数が多い辞書がオススメだと思います。

と、思ったところで手持ちの電子辞書にスペイン語会話のテキストが入っていたことに気付いて愕然としましたね(笑 そういえばこういう選択肢もあったことをすっかり忘れていました。学習欲の深度、用途により使い分けないといかんですね。
スペイン語圏が存在し、比較的汎用な言語であることに加え、今回の訪問でかなりスペインが好きになったことで、スペイン語についてはもう少し深く勉強してみたくなりました。ただ、今後使うかといえば…使う機会はほとんどないだろうなあ。
なんにせよ、最近はテキスト(本)よりもデジタルな教材の方が機能的には勝るので、重宝することが多いと思います。