2013年07月27日

NEX-3Nをさらに拡張、ミラーレスを一眼レフに変換しちゃうマウントアダプターLA-EA2

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期限付きでお借りしていたNEX-3Nはとっくに返却してしまったのですが、まだ特筆すべき魅力が残っていました。ラストにレビューする内容はまずクイズから。

一眼レフからミラーを取ったのがミラーレス。だったらミラーレスにミラーを足したらなぁに?

正解はぁ〜……こちら!!

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LA-EA2付きNEX-3Nですよ!
これは、ソニーの一眼レフ「α」用のAマウントレンズを、NEXで使うためのマウントアダプター。メーカー純正アダプターであり、オートフォーカスはちゃんと使えますし、おまけにマウントアダプターにミラーを仕込んであるから、仕組みは一眼レフとおんなじになります。こういう発想だ〜い好きです(笑

このことは以前もちらりとブログ記事にしたのですが、まさか、一時的にでも「所有」していたもので自分が試してみることができるなんて、思ってもいませんでした。

ご存知の方も多く今さら私が書くまでもないかもしれませんが、ソニーはコニカミノルタから2006年に一眼レフブランドであった「α」を継承した経緯があります。(関連記事)

NEXもそのαブランドの一部として開発されたものですが、ソニーは一眼レフのαとミラーレスのαを見事に融合させているのだと感じます。

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αに搭載されているミラーは、通常の「鏡」とは違い、透過性のミラーが使われているようです。撮影時、レンズから取り込んだ光をセンサーに当てるためにミラーをたたむ必要はなく、しかもAFセンサーには光を反射させることができます。そのため、LA-EA2装着時はNEX元来のコントラストAFではなく位相差AF状態になっているので、より早いAFが期待できるということになります。まっ、ちょいとそこまで実感するには至らなかったけどな…。

では、そのNEX-3NにLA-EA2とAマウント用レンズ、DT 30mm F2.8 Macro SAMを付けて撮った写真です。このレンズは、2cmまで被写体に接近できます。

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ここまで記事を変え長々と書いてきましたが、「小さくても、何もあきらめない」その真髄が見えてきました。つまりNEX-3Nは、始めたときは初心者だったけど、これからいろいろやってみたい。あるいは撮ってたらいろんなコトをやりたくなってきた!その期待に全て応えてくれる、欲しいもの全部乗せ、凝り性なカメラ女子にはピッタリなカメラです。

で、オマエはNEXを買う気はないのかって??この一番最初の記事でも書きましたが、レンズ交換式カメラは、普通の庶民にとってはレンズ資産やら愛着やらで、どうしても最初に買ったマウント(機種)に縛られると思うんですよ。また、同じミラーレスというカテゴリの中、わずかなセンサーサイズ差で共存させるのも現実的ではないと思います。すなわち、私がもしNEXを購入するとしたら、今所有しているものにキッパリと見切りをつけ、売却をし、スッキリしてからということになると思いますが、何せ一度掴んだものは離したくない性質。なかなか難しいのです。

でも、これから軽量・手軽・画質第一でレンズ交換式カメラを買おうかな?と検討している方には、NEXは間違いなくお勧めできるカメラだと思います。

(謝辞)Sonnar T*、LA-EA2、DT 30mm F2.8 Macro SAMと種々のNEX用品をお貸しいただいたUTAN1985さん、ありがとうございました。ってか買ったなら買ったとブログ記事にしてくれないとリンクするにも探しまわるはめになって困(r

NEX-3Nのレビュー記事一覧:
SONYのデジタル一眼カメラNEX-3Nでネコを撮る@自由が丘ねこカフェクラブ
プレミアムおまかせオートとオートフレーミングで「デキル」写真を撮る(NEX-3Nレビュー)
印象に残る絵としては抜群の効果「パートカラー」という機能(NEX-3Nレビュー)
NEX-3Nでもオールドレンズを楽しめる!便利な補助機能「ピーキング」も相性は◎
夜のスカイツリー撮影もプレミアムおまかせオート:手持ち夜景で(NEX-3Nレビュー)
NEX-3Nと行くロマンの森共和国でのアクティビティとホタル鑑賞
レンズ交換は醍醐味の一つ。NEX-3Nで使えるレンズ5種と作例
空気感を撮るSonnar T* E 24mm F1.8 ZA /w NEX-3N

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タグ:NEX-3N
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2013年07月22日

空気感を撮るSonnar T* E 24mm F1.8 ZA /w NEX-3N

レンズ5種の特徴をざっと紹介した前記事から、ZEISSレンズ(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)単体にクローズアップしてみようと思います。

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このレンズは「カールツァイス」の証であるZEISSのロゴが付いていますが、ソニーが出している純正レンズ。しかし他のものと比べると外観がアルミニウム合金で重厚感のあることからも、何かただならぬ存在感を感じますし、ぶっちゃけ225gと重いです(笑 その特徴としては、クリア、高コントラスト、隅々まで冴えるシャープネスなどから、よりしゃっきりくっきりと写るレンズと讃えられています。最近では本家カールツァイス社からもソニーEマウント(NEX)用レンズとして「Touit 2.8/12」「Touit 1.8/32」という2本のレンズが発売されているようで、こちらもとても評価が高いようですね。

まあ、とにかくツァイス!ツァイスですよ!何かよくわからんけどいい写真が撮れそうな気がするぞなー(Sonnar)。

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(1/1000 F5.0 ISO200)
まずは既出のシャボン玉写真。肌の質感、目。シャボン玉のツヤツヤ感、そしてよく見ると細かい飛沫も写り込んでいることがお気に入りの理由です。

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(1/800 F5.0 ISO200)
最短撮影距離が16cmと短く、扱いやすいのも特徴です。レンズの先からは10cmに満たないくらいでもピントが合うほどですから、近接というかほとんど密接ですね。しかし、そこからくるはずの写真のゆがみ、不自然さが抑えられるというのもすごいところ。

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(1/1000 F5.0 ISO200)
シャボン玉のぷっくり感はこっちかな?

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(1/800 F2.5 ISO200)
助手の後れ毛。

先週の三連休、箱根に行ってきました。日本海側まで足を伸ばそうかとも思ったのですが、出かけようと思い立った時が直前で、宿を予約したり何やらするのが少し遅かったですね。それなら近場で、と思って日帰りの箱根とレストランでのゆったりとしたランチ&ディナーに振り替えました。


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道中、海老名(下り)にDippin' Dots(つぶつぶアイス屋)があったのはナイスでしたよ!(大好物)

さて箱根。

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メインの目的は彫刻の森美術館。しかし、ここに展示されている作品は「彫刻」と言うのだろうか…そういう枠から大きくはみ出した作品が多数ある美術館ですね。中には子どもが登ったりぶら下がったりして体感できる作品もあります。

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水平が取れているのか取れていないのか。どこか見るものを不安定な気持ちにさせるのは、この作品から受ける印象だけではない気がする。

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空中に浮くミラーボール。撮りようによっては面白くなりそうだけど、私にはどうすることもできない。残念。うーん…作品だけの力で漫然と撮影していてもなかなかスナップ写真の領域を出ない。困った。

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ここはどうだ「しゃぼん玉のお城」。なんだか図らずもしゃぼん玉づいている気がしますが…?

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中はこんな風になっていて、トンネル風アスレチックのようです。小さい頃遊んだけどなんだか記憶とカタチが違う?と思ったら、10年に1度くらいのペースで作りかえられていて、今は第三弾だとのこと。

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このままでも良いのですが、もう少し雲の質感を楽しめないかな〜と思いました。
そんな時!

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あらかじめカメラ設定>画像サイズ>raw+jpegで記録しておけば、あとでいかようにも(言い過ぎか)調節できます。いわゆる”現像”ってヤツです。.ARWという拡張子で保存されたファイルを編集するためのソフトウェアがSonyのホームページからダウンロードできます。

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ソフトウェアの使用イメージ。いじれるパラメーターは多いのだけど、私はわかる範囲で補正します。いじるのは露出、コントラスト、シャープネスとせいぜいトーンカーブをちょっと、くらい。

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白飛びしていた雲の一部が姿を現し、全体に迫力のある姿に。新手の使徒のように見えなくもない。

他にも、(左が調整前、右が調整後)

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一見白飛びしているようなところ、逆に暗いところでも、センサーのおかげなのかレンズのおかげなのか(たぶん両方?)、ちゃんと情報として残っているもんなんですねえ!手間をかけた分だけ、得るものがある。こういう一手間かけてもやってみたくなるような、高級レンズってな印象でした。まっ、カメラの設定が上手くいっていたら現像のステップは必要なかったのかもしれないのだけど…。また、晴天の屋外では背面液晶が見えにくいので、そのときのための対策にも有効かも。

しかし、紫陽花の細やかさや髪の毛の線の細さなど、見るほどに感嘆しますね。このレンズのオーナーで友人のUTAN1985さんが撮って現像しているSonnar T* E 24mm F1.8 ZAの悶絶餃子写真はコチラから。また、新しいZEISSのレンズをNEX-5RユーザーのHAMACHI!さんは「ため息が出る」と表現されていました。他にもZEISSレンズ称賛は数知れず…その理由がいまこの記事をまとめていてようやくわかった気がします。

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2013年07月19日

レンズ交換は醍醐味の一つ。NEX-3Nで使えるレンズ5種と作例

最近はコンパクトサイズのデジタルカメラでも、センサーサイズがNEX-3Nと同等のAPS-Cサイズのものや、もっと大きくフルサイズのもの(実物みたことないけどこれはコンパクトなのかな?)が増えてきて、ミラーレス一眼、一眼レフの利点の一つであった「大きなセンサーサイズで高画質な写真を」という点ではそれ単体ではいまいち魅力が伝わらない気がします。しかし、NEXシリーズを始めとしたミラーレス一眼は、コンデジには決してできない「レンズ交換」ができるんですよ。今回はこの点についてまとめてみたいと思います。

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今回NEX-3Nとともにお借りしたレンズは3点。これに加え、ドイツの老舗メーカーであるZEISS製のレンズとAマウントのレンズにも友情出演してもらいました。合計5点。それぞれに特徴的でどれも譲らぬ魅力を持つ子達です。これらが、本体前面のボタンを押してレンズを回すだけで、付け替えて撮影することができるわけです。


1.E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
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キットに付属する標準レンズ。おそらく多くの人が一番最初に手にするはずのレンズです。撮影が可能な16mmから50mmという画角は、景色から料理やポートレートまでいけてしまう万能レンズです。

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16mm(1/60 F4.0 ISO5000)

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16mm(1/30 F6.3 ISO3200)

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16mm(1/100 F8.0 ISO200)

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35mm(1/60 F5.6 ISO1000)

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38mm(1/60 F5.6 ISO800)

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50mm(1/50 F6.3 ISO3200)

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50mm(1/80 F6.3 ISO2000)

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50mm(1/80 F6.3 ISO1000)

明るいところでは使いやすいのですが、暗いところではあまり絞れずぶれやすくなります。また、大きなセンサーサイズを楽しむポイントであるふんわりとしたボケ作りには、少し物足りなさを感じるかも。しかしまあ、とにかく便利。旅行の時にどうしても荷物は小さくしたいから、っていう時はこれ1本をオトモに連れて行けばいろいろな場面に対応が可能。


2.E 30mm F3.5 Macro
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標準ズームレンズの次に購入したくなる人が多いのがこれ。35mmという画角と最短撮影距離のおかげで、

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料理写真や、

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ネイチャーフォトに大活躍。ピントの合う範囲は狭いですが、その分手前や奥を強くぼかした印象的な写真が撮れるのが特徴。今回お借りした3本のレンズの中で一番使用頻度が高かったレンズです。


3.E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18)
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50mmという画角はポートレートに向いています。

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こちらは絞り(F値)を調節することで、うまく被写体である人物だけ浮き上がらせるように撮ることが可能です。

最短撮影距離は39cmと比較的長いので、

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隣の人やテーブルの上のものを被写体にするのはちょっと厳しいかな。

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まっ、うまく間合いを取れば綺麗に撮ることもできますけどね。F1.8というのは一般的に「明るいレンズ」とされ、屋内や暗いところに有利ではありますが、何がどう自分にとって都合がいいのかは、何を撮りたいかによるところが大きいですね。例えば、テーブルの向こうの大切な人を撮るんだったらちょうどいいかもしれません。


4.Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA
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これはNEXユーザーの好意で1週間貸してもらったレンズ。ZEISSと言えば、空気感までも写しとることができると評判の、ドイツの老舗レンズメーカーです。レンズ名に「*」とかつくとなんだかとってもわくわくしますが、まあそれはおいといて。24mmでF1.8というスペックは、それを聞いただけで高そうだな…と推察されますが、その通り、発売から2年弱経った今でも価格は7万5千円(amazon)と、標準レンズキットが2台買えるじゃねーかこんにゃろ!というほどの値段なのです。これだからコワイんです、レンズ沼は(笑

このレンズについてはさらに遊んでみたくなったので、別記事としてまとめますが、お気に入りの写真の中から1枚だけ。
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(24mm 1/1000 F5.0 ISO200)


5.DT 30mm F2.8 Macro SAM
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これはまたちょっと特殊でして、本来は一眼レフであるソニーのαシリーズ用レンズなのですが、ミラーレスに互換して使えるソニー純正のマウントアダプターがあれば使用が可能に。
仕様としてはマクロレンズなので2番目のレンズと同じ使い方になりますが、Eマウント用のマクロ「E 30mm F3.5 Macro」とはやはりどこか…

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ちょっと繊細さや色の鮮やかさが違ってくるように思います。これも、別途書いてみたいと思います。


それぞれに特徴のある、NEX-3Nで使えるレンズ達。撮りたいものをもっと綺麗に、表現したいように撮る。なんとなく今のカメラに物足りなくなった…という時にこそ、いよいよレンズ交換式カメラの底力を発揮させる出番でもあります。

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2013年07月16日

4Sさんさようなら、5さんこんにちは。iPhone液晶破損顛末記(後編)

仕事を早く終わらせて、やってきましたソ○バンショップ。訪問前には念のために「在庫はありますか?」という連絡を入れておりました。希望するタイプは在庫あり。では一つ確保を…というと、

「在庫は豊富ですのでその必要はないと思います」

とのこと。3G、4Sともに発売直後の激戦で、奪い合うように購入していたことを思うと、この状況には浦島太郎状態。戦時中から飽食の時代への変化のようでっせ。


で、問題なく機種変…機種変自体はスムーズだったのですが、繁忙期ではないためなのか世知辛いのかよくわかりませんが、いろいろとオプションとそれにまつわる説明がごたごたとあったため、備忘録代わりに書いておこうと思います。


1.契約内容について

通話料が多かった時代を引きずっていたためか、Wホワイト(月980円で夜の一部と他社ケータイへの通話料が割引)の契約になっていて全然ペイできていませんでした。ココを指摘してくれて契約を外すことができたのはナイスプレー。

しかし、今回の契約では自分には要らないオプションサービスが4つ付与されていたのでございました。それぞれ無料期間を経て、有料契約に自動継続。

○iPhone基本パック
割り込み通話、グループ通話、留守電プラスなど、6つのオプションを一つにまとめて月498円。そもそも通話をほとんどしないので不要。

○あんしん保証パック(i)
故障、電池交換の代金の85%を保障、盗難や紛失時の会員価格での機種変が可能に。月498円。いつどんなトラブルが起こるのかわからない。そのための契約だというのは保険と一緒ですが、年額6000円が得かどうか悩ましいところ。今回のように操作機能自体には関わらない故障の場合は機種変をするという思い切りも鈍るのかも…。ちなみに会員価格というのは1万円割引だとのことで、キャッシュバックではなく月々の支払いから減額されるという形をとるものだとのこと。

○Yahoo! プレミアム for Softbank
もともとYahoo!プレミアム会員の私は…(笑 399円。

○UULA
映画、音楽のクラウド型配信サービス。月498円。映画…ここ5年はTSUTAYAにもゲーム購入だけだし、TVもあまり観ないからなぁ。音楽は気に入ったものを繰り返し聴く、購入する時はiTunesストアで購入、それで不自由していません。

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ちなみに無料期間は1週間、専用アプリのダウンロード要、平均レビュー星2つ。

3Gの時も留守電プラスなどオプションを2つ付けられた記憶があったけど、4つにはタジタジ。これらすべて、翌日に解除しました。なお、YahooプレミアムとUULAはMy Softbankからは解除できず、157からの自動音声ガイダンスで手続きを行いました。窓口でゴネれば付けなくてもいいのかもしれないし、後日そっと外せばいいことだけど、手間よねえ。対外的か対内的かわからないけど、こういうのって後味悪いわホント。


2.プレゼントライクな付属品販売

今、キャンペーンで、

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液晶保護カバー(貼り付け済み)
マットなタイプで好みじゃない。使い始めで丁重に扱いたいから、ないよりはマシってレベル。

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モバイルバッテリー。
フルで2回分の充電が可能だとのこと。iPhoneのバッテリーの持ちに不便を感じながらも持っていなかったので、ちょっとうれしい。

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itomakiという充電用ケーブル。
これはネットでレビューが出た時に気になっていたもの。

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こんな感じで使います。
糸巻き部分がややかさばるものの、デザインやコードがぐちゃぐちゃにならない点は良いです。

この3点セットが付くのだとのことだったのですが、よく聞いてみると、支払い料金に組み込まれているようです。でも見かけ上は負担額0に見えるんだよね。ほんとのところどうなんだろう?ここは思い違いがあるかもしれないので、気が向いたらショップに確認してみます。まあどれも手持ちのものと被らないし、それなりに欲しいものだったからいいけど。


3.4Sへの新しいSIM挿入を勧められる

廃止する4Sに挿さっていた古いSIMは廃棄。通常ならこれで4Sはお役御免になるはずですよね。オンラインでのiPhone利用開始手続きが最もシンプルな手順でしょう。しかーし!私が今回機種変に訪ねたショップでは、なんとこの電話としての機能が不要になったiPhoneに、新しいSIMカードを入れませんか、と来た。料金が発生しないよう、3G回線はオフにするし、iPhone5が何かあった時のためのバックアップになりますよとのことですが、受ければつまり2回線の契約になり、契約数の純増になりますわね。転出・転入・契約数って、キャリア事業者にとってみれば大切なんでしょうけど、使用者には全く意味がないことです。だいたい、今新品で機種変してるのに無くなったり壊れたりだとか、無くなるか壊れるかわからないのに保険ならともかく回線持っておけってどういうことだってばよ?

他にも液晶に勝手にフィルムを貼り付けられたり、事後アンケートに最良評価にしてとお願いされたり、いくつか納得が行かないながらも無事5への機種変が完了したのでございます。オンラインの手順を見れば見るほど煩わしいな…。次回以降はネットショップにしようか。ただ、欲しいと思ったらすぐ欲しい、って自分の性格を考えると、やっぱ店頭に駆け込む可能性が高そうでうんざりします(笑

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4Sと比べると(今更ながら)、厚みがバンパーの金属部分とほぼ同じくらいまでに薄くなっているのねえ。

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LTEでカバーされているエリアが活動範囲内に多かったので、ネットが早くなったのは良いことでした。5自体は快適でも今さら最新機種でもないしなぁ。よって、特にレビューとかはなしです。あっ、今後アクセサリーを購入すれば別だけどね。
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2013年07月13日

4Sさんさようなら、5さんこんにちは。iPhone液晶破損顛末記(前編)

巷では5Sや廉価版など、次の最新機種が噂される時節でございます。

そんな声はどこ吹く風。もっかiPhone4Sをご愛用中のknさん(自分で言うな)。ある日の夕方、気分よく自転車を乗り回しておりました。日の傾いた夕方に走行するのは快適快適〜♪と飛ばして赤信号の交差点ではキッチリ止まる。するとなんだか後ろの方から「すみませぇ〜ん!!」との声。ドップラー効果よろしくだんだん近づきボリュームアップしてくるような。

「すみません!!」
−あ、オレ?キミ、放課後まで待っててくれたのかい?

「これ落としましたよ!」
−ん?そうか…
あいぽん……?マジ?すいません!あざっす!!
ってあああああ!!???

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なんで液晶ぱりぱりやね〜ん!!!
どうやらカバンの隙間から落下してこうなったらしい。
iPhone4SにはWrapsolで表裏側面全方位プロテクトしていたのですが、実は貼り付けて1年半くらいで端からめくれるようになってゴミが入りまくり、ポイ。その後液晶保護シートをつけなくても小キズはつかないので、これでいっかとシートなしで過ごしてきました。だがしかし、こうなると飛散防止のためにもつけておいた方が良かったと思わされる。

ええ、もうTwitterやらWebやら、さんざんこういう絵は見てきてますよ。
でもね、自分ので起きることないやーん。
こういう時、目が(¥¥)マークになりません?

過去にも書きましたが、以前iPhone3Gの時、一度大理石に叩きつけて液晶修理をしています。その時の相場では、軽症で9800円、高いと2万円オーバー。今使っているのは4S、現行が5、数か月後に5S。前回が3G→4Sののりかえ。次は4S→6と一世代半毎ののりかえを目論んでいた身にとっては(ただしiPhoneが続いていればな)、こんなところでそのサイクルを断念するのはいかん。しかしこの破損状況を見るだに、おそらく修理代MAX確定であろう。にまんえん、まじではらうかぁ〜〜〜?????????

よし、状況を冷静に整理しよう。

○現状、電池の持ち時間短縮を実感し、電源コードが手放せない(○)
○iOS6初期の騒動から今でも毛嫌いしており、未だにiOS5でがんばっている(×)
○iPad miniを持っているが、Wi-Fi版である(-)
○iPhone5でテザリングをすればiPad miniがさらに活きる(○)
○新しいものは良いものだ(○)
○修理代は払いたくない(○)
○液晶破損のままでは下取りできない(×)
○機種変でまとまった金が必要になることはない(○)
○Apple Storeにいくのがめんどうだ(○)
Poddities(ポディティーズ) ストラップNETSUKE for iPhone4が使えなくなる(×)


チラっ

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チーン……

…まあ、やっぱとりあえずiPhone5だよな。

というわけでバックアップ。
突然のことで何の準備もしてないから、久々に同期したら写真が2700枚。おまけにiTunesのバージョンアップとiOS最新版(6.1.3)のダウンロードもすっか。。ああこれはこれでめんどい。1時間ほどかけて母艦(MacBook)にバックアップを取って準備完了。

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5!バッチコイ!
(当たり前だが画面キャプチャに何の影響もないのがなんとも)

しかし、podittiesでストラップをつけて落下防止策にしたの、今回は何にも役に立たなかったなぁ…


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2013年07月11日

大勢×数百円の贈答に活躍しそうな店(feve、玉や絲や)

ちょっと前、職場で退職する方がいて餞別品を頂きました。包装は厚くて小さな四角い千代紙の封筒のようなもの。中身はくるみ×メープル和三盆、落花生×味噌風味、ソラマメ×トウモロコシ醤油など、豆をベースにしたお菓子でした。包装の柄の違いが種類の違いであり、10人以上いてもかぶらない種類の豊富さも魅力的。こうした贈答の定番としてはハンカチなどもありますが、私がもらって一番うれしいのが食べてなくなる消えもの系ですので、これはちょっとしたお礼返しにいいかも!と思って調べてみたらfeveのお菓子でした。そうか…まさか辻口シェフプロデュースとは思わなかった。

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女子的に、もらう方としてはちょーカワイイし、選べる味も気が利いている。贈る方としては、一人当たり300円前後でこうしたプレゼントになるなら、10人で3000円くらいだし予算的にもちょうどいい。パティスリーで300円というと焼き菓子が2つ買えるかどうかというところだということを考えても、日持ちもするし、なんだかいいことずくめじゃない?

ということがあってその時はふーんで終わったのですが、渋谷ヒカリエの地下ShinQsに行ったら、やはり四角い包装に入ったお菓子がたくさん並ぶ、似たようなお店がありました。もしかしてfeve?と思って近づいてみたら、こちらはまた違うお店で「玉や絲や」というお店みたい。

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端からお菓子をみてみると、こちらのお店はかりんとう専門店のようで、いずれ譲らぬ美味しそうなものばかり。

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バレンタインシーズンに限定バージョンが販売されていたので、こっちはどんなもんだろうかと一つ買ってみました。

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これは、パッケージの中に、さらに3種類の小袋が入っていて、ミルクチョコ、ホワイトチョコ、イチゴチョコの3種類の味が楽しめるというもの。

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これは義理チョコには重宝しそうだすえ。例年義理チョコを差し上げる習慣のない私にはあまり関係ないことだけど、それは例えば会社では部内の人数とあげるものとで妥当性が見出せないからであって(言い訳)、こういうものだったらあげてみてもいっかな〜と思わされたのでした。

そうそう、かりんとうなら老若男女、嫌いという人も少なかろうというのもポイント。可愛くておいしくて自分が欲しくなるもの、おサイフに優しそうなものなら大歓迎。ってか自分用にちょこちょこ買ってしまいそうな予感…(笑

ちなみに、渋谷ヒカリエShinQsにはfeveも玉や絲やも両方店舗が入っているので、はしごするのにも便利です。
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2013年07月09日

NEX-3Nと行くロマンの森共和国でのアクティビティとホタル鑑賞

この週末にホタルのシーズンもそろそろ終わりを迎えてしまうとのことで、ホタル鑑賞を主目的に千葉県君津市のロマンの森共和国に行ってきました。ついでにNEX-3Nでいい写真が撮れるといいなぁと思いつつ。

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どれくらいかかるのかと思いましたが、場所にもよりますが都内からは1時間40分位で着くところにあります。東京湾アクアラインを使って行けば楽チンですが、途中で車線のない山道を行く必要があり、対向車も結構スピードを出してくるのでちょっとコワイ。

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場内に入ってまず尋ねられるのは「ホタル鑑賞ですか?」どうやらこの時期の一大イベントのようです。大人が鑑賞(撮影)をしに来るというよりも、親子連れでホタルの鑑賞体験をするというのが多いようです。ちなみに、ホタルは飼育されたものが放されているからでしょう、4歳以上500円かかります。

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それもそのはず、このロマン共和国はアスレチック、迷路、釣り堀、ボートなど、様々なアクティビティが楽しめるテーマパークだったのです。

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駐車場からの入り口付近をシーンセレクション「パノラマ」で。パノラマ自体はスマホでも撮れる位ですし、競合機種にもありますからそれほど驚くべき機能ではないと思いますが、機材によってはいかにも合成のような写りになったり歪みが目立ったりすると聞きます。ミラーレスで撮る場合は、被写体との距離や使用レンズによっても写りは変わってくると思いますが、標準ズームの広角側で撮ってこんな感じ。結構な枚数シャッターを切っているようなので、おいしいところをつなげているのか、歪みも気になりません。

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もいっちょパノラマ。おもしろ自転車揃ってます。ちょっとボロいし子供向けの大きさなんだけどね。

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漕いだり…

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漕がされたり(おめーが漕げよ!w)

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釣り上げたり…

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落としたり。

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何せホタル鑑賞は日が落ちないとできませんから。この時間までは待ち時間なのです。

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早めの夕飯でエネルギーチャージ!

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みんなもチャージ!
バーベキュースペースはCloseが早かった。

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祭りのような屋台も出ていてですね。

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どこか昭和な雰囲気。


そしていよいよホタル鑑賞。時間の15分くらい前から移動のための列が出来ます。某ランドのアトラクション並みと聞いていましたが、まさしくそんな感じ。ただし、観測場所に行くとホタルも一ヶ所に集中しているわけではないので、適当にばらけて当初の順番は関係なくなります。なお、この日雨もなく、昼間は真夏のような暑さ。ホタル鑑賞にはコンディションの良い日だったようです。



で、ホタルの写真はどこだって?????


ハイ…ホタル撮影はたいした経験もないのにちょっと難易度が高すぎました(笑 ホタルのあの仄かな緑色の光を背面液晶、あるいはEVF(電子ビューファインダー)で捉えるのがまず難しいのです。また、暗所でAF補助光を無造作にホタルに向かって放つことは、大勢での観測ルール上禁止です。MFで適当に長時間露光(三脚付き)で撮影してみましたが、液晶のドットの欠け?程度にしか写らず。そして、液晶には何も映ってなくても暗がりの中かなり明るい光を放つので、目立ってしまいます。端っこでこそこそやっていましたが、なんだかんだで疲れてヤメ…記録より記憶に残す路線に切り替えました。なお、ここではケータイでの撮影禁止、フラッシュ禁止ですが、カメラ禁止、三脚禁止とは言われません。

しかし、人間の目ってすごいですね。明かり一つない中でもだんだんと目が慣れてきて、しまいには日暮れどきだったっけ?と錯覚するような明るさに感じられました。ホタルの方は乱舞とまでは行きませんが、多いところだと1m3辺り10匹くらいはいたんじゃないでしょうか。ホタルを見たのはこれが初めてだったので、かなり見入ってしまい離れ難かったです。

今回のホタル撮影は、デフォルトでOVF(光学ビューファインダー)を搭載しているカメラだったらどうだっただろうか、と思わされる出来事でした。まあ、そんなに大差ないのかもしれませんが。。カメラよりも何よりも、暗闇での長時間露光の経験不足が一番の原因でしょうね。月、夜景などは暗いところといってもまだまだ撮影がしやすいシチュエーションなんだな〜と思いました。そっか、天体か…。天体でリベンジしてみる?????(懲りないやつ笑

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2013年07月06日

夜のスカイツリー撮影もプレミアムおまかせオート:手持ち夜景で(NEX-3Nレビュー)

前記事がNEX-3Nでオールドレンズってちょいと自分の趣味に走り過ぎでしたよね。今回はもうすこし気軽に、「今日は時間ができたから、新しいカメラで夜景でも撮りに行ってみよっかな♪」というノリで行きましょ。

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(過去のNEX-3Nに関する記事)
SONYのデジタル一眼カメラNEX-3Nでネコを撮る@自由が丘ねこカフェクラブ
プレミアムおまかせオートとオートフレーミングで「デキル」写真を撮る
印象に残る絵としては抜群の効果「パートカラー」という機能
NEX-3Nでもオールドレンズを楽しめる!便利な補助機能「ピーキング」も相性は◎


梅雨の合間のよい天気の日。日焼けはしないし暑くも寒くもない。この時期、夜外出するには最適な気候です。スカイツリーには押上まで電車に乗ってお膝元までラクに行くのも良いですが、今回は少し距離のある錦糸町から歩きます。その道すがら遠めからのショット。

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(16mm F4.5 1/4 ISO3200 0EV)Aモード
適当に撮ってみたところ。どこにフォーカス合ってるのか、手ぶれもあってよくわからない状態。

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(16mm F3.5 1/25 ISO3200 0EV)Aモード
街頭の灯りを借りて。
ちなみに、ここらスカイツリーの南側は「おしなり商店街」といって、おしなりくんという独自のゆるキャラを雍している模様。また、その近くを流れる北十間川には「コタロウ」というカッパが住んでいるとかいないとか。先日、ふっかちゃんのイベントで見かけて知ったので、今度また昼間に来て会ってこよう。


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(16mm F7.1 0.4s ISO200 0EV)Aモード
スカイツリーの麓まで来ました。この日はディープブルーの中に時おり白いライトが瞬き、夜空のような演出が本当にきれいでした。この写真は光が柔らかく写っているのでお気に入りですね。ただ、シャッタースピードが0.4秒と長かったので、ひじは川の欄干にピッタリと固定して息を止め、ぶれないよう注意していました。

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(16mm F4.5 1/30 ISO3200 0EV)Aモード
ISO感度を上げて絞り開放で撮るも、標準キットズームではこれくらいのシャッタースピードが限界なのかな?ふらりと寄ったこんな日に三脚など持ち歩いているわけがない。もっと簡単きれいに夜景を撮るにはどうしようか。

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そんなとき、シーンセレクションの「手持ち夜景」モード。
絞りもISO感度もなにも気にせず、このモードに設定してカメラ手持ちで1回シャッターを押すだけ。1プッシュで6回のシャッター音が聞こえるので、6枚でHDR合成しているのかな?その割には、シャッター音がしている最中に動いても最終的な画像にはあまり影響しないような。

この撮影モードを直接選んでもいいんだけど、以前レビューした「プレミアムおまかせオート」に設定していると、カメラが自動的にシーンセレクトもしてくれて、「プレミアムおまかせオート」内で「手持ち夜景」の設定で撮れるみたいです。何が言いたいのかというと、プレミアムおまかせオート最強

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(16mm F3.5 1/40 ISO6400)プレミアムおまかせオート:手持ち夜景

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(16mm F4.0 1/60 ISO5000 0EV)プレミアムおまかせオート:手持ち夜景
通常では選べないISO5000なんてのが、ISOもおまかせにすると出てくるんですねえ。

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(16mm F3.5 1/30 ISO6400 0EV)プレミアムおまかせオート:手持ち夜景

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(16mm F3.5 1/10 ISO6400 0EV)プレミアムおまかせオート:手持ち夜景
逆さツリー。

カメラおまかせでもキレイに撮れるものですねえ。今までは自分の撮りたいように撮る!っていうのでISO感度低め、露光時間長めで撮ることが多かったのですが、手持ちで息もひそめずにここまで撮れるとは便利です。

しかもいちいちシーンダイヤルを選ぶのではなく、「プレミアムおまかせオート」がなんとかしてくれる!というのがキモです。初心者に限らず、新しいカメラを手にして慣れないうちは設定がうまくいかず涙をのむことも多いのですが、そんなとき心強い機能になりますね。

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タグ:NEX-3N
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2013年07月02日

NEX-3Nでもオールドレンズを楽しめる!便利な補助機能「ピーキング」も相性は◎

NEXといえばミラーレス、ミラーレスと言えばオールドレンズ…とイコールで結ぶにはあまりにもニッチではありますが、NEX×オールドレンズは最新カメラのわくわくするような使い方のひとつであることは間違いありません。

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このNEXなどミラーレスカメラが現れたことにより、デジタルカメラ以前の「オールドレンズ」と呼ばれるレンズ群がいまの時代に活躍の場を見出し、息を吹き返しています。場合によっては世界の時勢の変遷などもその身に経験しているようなので、こうしたストーリー性をたどるというのも胸アツなことですが、パキッシャキッとした現代レンズとは違い、色やボケがふんわりとした、いかにもレトロな写りがこれまたノスタルジックでして。いわゆる「カメラ女子」が好みそうな味わいですよ。ミラーレスユーザーだったらぜひやってみて欲しいなぁと思います。

なお、レンズを真面目に分かりやすくもえっと紹介しているこちらの「オールドレンズ擬人化少女」というサイト。個人的に超オススメです。

以前、NEX-7というNEXの上位機種でオールドレンズを装着して撮るという企画に参加したのですが、このNEX-3Nでももちろん楽しめます。3Nのキャッチフレーズ、ありましたよね?「小さくても、何もあきらめない」。3Nでも7と使い方はまったく同じ。


NEX-3Nで「オールドレンズ」を使うのに必要なアイテムと手順は、

1. お好みのオールドレンズ
手頃なものは2、3万円で購入できます。マップカメラ、ミヤマ商會、ヤフオクなどで入手します。

2. 1を使うためのマウントアダプター
M42-SαEなどと、そのレンズとミラーレス機のマウント名をつなぐことを示しているものをレンズとは別に購入します。メーカーはRayqualKiponなど。

3. レンズなしのレリーズを「許可」に
カメラの設定で上記のようにメニューを設定します。NEXではもしレンズをつけ忘れた場合、それを認識してシャッターを切らないように制限しているのですが、電子接点を持たないオールドレンズは、レンズがついていてもカメラ側がそれを認識することができません。このため、その認識機能をオフにして強制的にシャッターを切らせるようにする必要があります。


そしてここからがNEXが便利だと感じる重要なポイント。NEX-3Nには「オールドレンズ」を撮影するときに便利に使える補助機能が備わっています。それが「マニュアル時のピーキング機能」。

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まずはフォーカスをDMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)またはMF(マニュアルフォーカス)に設定します。AF+アルファの機能を持つDMFがオススメ。

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するとピーキングのコマンドが設定可能(アクティブ)になるので、ピーキング:入、その下の色を赤・青・白の好きな色を選択します。私は一番目立つかなと思って赤にしています。

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すると、なんとピントがあった場所をNEXが認識して、その被写体のフチどりを赤く染め上げてくれるのです!これねえ…ホントうらやましいのよPENユーザーから見ると。小さな背面液晶だけではどこにピントがあっているかわかりにくくて、拡大したりPCに映し出したりしたときに狙ったところとずれててシマッタ!と思った経験はきっとデジタルカメラユーザーならどなたでもあると思います。そんなミスを少なくしてくれる便利な機能なのです。

この「ピーキング」の機能が便利なのは、オールドレンズを使っているときだけではありません。

フォーカスをDMFに設定していれば、オールドレンズではなくキットレンズでもAFの機能はそのままに、ピントのあった部分をフチどってくれるので、これがもーーー便利で手放し難い。さらに、フォーカスリングを手回しすることで、より合わせたいところに微調整をきかせることが可能。あ、ケーキのいちごじゃなくてスポンジの方にピントを合わせよう、ネコの目ではなく鼻先に合わせようという乙女の急な心変わりにも対応できます!

さて、オールドレンズ。被写体はレトロなものに限ることはないのだけど、やっぱりちょっと時代を感じるものの方が写り方と雰囲気とが調和するような気がします。ってことで、この日に撮ったのは巣鴨の商店街。レンズはF.Zuiko Auto-S f1.8 38mm(持ち主のブログはこちら

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柔らかな夕方の光と相まって、レトロっぽい空気が漂っているようですよね。また、四隅には流れるようなボケ、通称「ぐるぐるボケ」がかすかに見られます。こうした効果もレンズの特徴です。

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話にだけ聞いていた、巣鴨の赤パン発見…w


また、巣鴨の名パティスリー、フレンチパウンドハウスにて。

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なお、NEXは手ぶれ補正をレンズ側に持たせているので、その機能を持たないオールドレンズは手ぶれにはいつも以上に注意しないといけません。

というわけで、ちょっと作例が少ないのが残念でしたが、3Nでもオールドレンズが使えるということと、NEX(SONY)ならではの機能であるピーキング機能の便利さレビューーーの巻でした。

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タグ:NEX-3N
posted by kncafe at 23:28 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー 家電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集