
私のチョコレート好きを知っている友人が京都ではこういうショコラティエが話題だと、一冊の冊子をくれました。ボンボンショコラには絵のような彩色を施した鮮やかなショコラ。このショコラティエは「マリベル」というNY発のブランドだとのことですが、それも納得。ショコラティエがアーティストとタイアップしてこうしたボンボンショコラを作り上げるのは他にも見かけた記憶があります。ベルアメール×クリストファー・ノーマンとかね。バレンタイン時期にそういうものは増えますよね。
とまあ、こんなところが私とマリベルとの出会いだったのですが、後日意外な場所でそのチョコレートと出会うことになります。
それがなんとTOMORROW LANDの渋谷店の中。トゥモローランドというと、アパレルですよ。服飾専門店。これまでバレンタインの時期に期間限定でラデュレのマカロンを売ってたような記憶がありますが、今回もそんなところなんでしょうか。
否。
店員さんに聞いたところ、渋谷店店内に常設で取り扱うことになったとのこと。京都に次ぐ関東初出店の店舗がなんとアパレルの路面店だなんてこれはかなり驚きです。度々百貨店などから取り扱いのオファーがあったところ、マリベルさんはどれも納得がいかず、意気投合したTOMORROW LANDの佐々木社長にお任せすることになったのだとか。いやー、いいこと聞かせてもらった。この日TOMORROW LANDに行ったのはたまたま足が向いたからなんですが、思い起こせば渋谷店は最近(先月?)店舗の改装をしていて、それ以降初めて来てみたらショコラティエが入っていただなんて、全く思いがけないリニューアルですよ。
また、マリベルは見た目も包装もかわいくて贈答用にも向いているボンボンショコラですが、それなりに単価が高い(2個入りで1260円とか)。そこで用意されているのがCACAO MARKETというマリベルのセカンドブランド。こっちなら、ボンボンショコラが1粒315円〜、また10種類以上もある割チョコが100g1575円〜と手を出しやすい価格。

というわけで、今回買ったのはそのCACAO MARKETブランドのチョコレート。

ボンボンショコラは表面に彩色がない代わりに、パールショコラ(パフにチョコレートコーティングされているもの)が乗っています。

左から、シャンパン、マダガスカル、ピスタチオ。マダガスカルのみプレーンなガナッシュ。シャンパンとピスタチオは普通より華やかな香りがするように感じましたが、それ以外はまあ普通かな。1粒のサイズも普通〜やや小さめ。

他にもバーショコラやトリュフもあるようなので、今度はそっちを試してみます。

割チョコはベースのチョコレートに細かく砕かれたナッツなどが満遍なく散りばめられています。ベースはビター、ミルク、ホワイトの3種類。混ぜものはピスタチオ、アーモンド、プレーン、塩、クロケッツ(薄いクレープ状のクッキー)など。これは迷いましたぞ。
ビターチョコが好きとお伝えしたら、全種類味見させていただけたのですが、そこから選り抜きの1種類は「ピスタチオ」にしました。風味としてはアーモンドの方が立ってるように感じたのですが、ピスタチオがオススメとのことでしたし、アーモンドと比較して珍しいと思いましたので。
フレーバーもそうですが、2、3ミリと思えるこの薄さも特徴だと思います。食べごこちが軽くて、ついもう一枚。薄いから、入り数も多く感じるので、その点も良し。マリベルは割チョコに決まりかな?こんどはクロケッツのミルクチョコレートタイプに挑戦すると決めました。