
たまたま土曜日の予定がなかったのでDfについて調べていたら、なんと品川で体験イベントがこの土日にあるというではないですか!なんという好都合。というわけで、今日の今日でしたが早速行ってまいりました。
会場は、もとメリディアン系であった、品川のGOOS。もともとはホテルの宴会場だったような空間の作り。ほんとにこんなところでカメラのイベントやってるの?と思いながらエントランスを入ると、おねえさんがにこやかにDfのカタログを配ってくれました。

そこから先はカオスですな。入り口すぐにはモデルさんありの撮影体験コーナー(実機で撮影、データの持ち帰りあり)で、これが待ち時間20分。お触りタイム(モデルさんをじゃないよ)が3分入れ替え制で、待ってる間は長いけど、自分が撮る側だとあっという間。




Dfにセットされていたレンズは、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G。この10/31に発売されたもので定価は20万弱。てっきりキットレンズが付いているものだと思っていたから、Exif情報を見てびっくりしたもの。そりゃあいいよねえ、キレイに写るよねえ。腕が上がったように錯覚しますが落ち着け自分。今までAPS-C止まりでフルサイズは未知の世界なので、他のフルサイズ機と比較することが出来ないのが残念ですが、屋内撮影ブース、ISO400で手持ちでこれだけキレイに撮れれば素晴らしいと思います。ただ、等倍で見た時に目元とかもう少しシャープに撮れないものかな〜と思うのですが、無修整の状態で期待値が高すぎるのか、F最大開放付近でわずかにピンを外しているのか、手ぶれしていたのか、なんとも判断しかねます。
モデルさん撮影コーナーの横にはDfのショウケースや内部メカニズムについての説明など。

会場奥は、ジオラマと撮影コーナー。こちらは時間制限なしだったものの、台数が多めに用意されていたためか、待ち時間は10分ほど。


渋谷セルリアンタワー

渋谷ヒカリエ

代々木

新宿
エビフライの設置などもありましたが、会場奥からターンしてくると、今度はセミナースペース。これ、講演会並みの拡声なので、座ってなくても十分聞こえます。そしてその手前には相談コーナーとして、操作方法などを1on1で教えてくれるゾーン。ここが一番混んでて30分。NikonはD7000を使っていますが、ダイヤル系の操作もショートカットもぜーんぜん違って困ったので、操作方法をちゃんと教えてもらってから実写した方がよかったと思います。
触った感じ。以前1DXと5D2を試させてもらったことがあるのですが、その感触と比較するとやはり軽いし小さい。軽量、小型というのは私にとってはとても重要な要素なものですから、ここは一眼レフとしては文句のつけようがありません。加えて、Nikonのフルサイズのラインナップに加わるわけですから、レンズに困ることもないでしょう(入手さえすれば)。幸い、D7000にはオーバースペックだったFXフォーマットの広角ズームを持っているので、このレンズを活かしきれるというのも面白そうです。
また、画像処理エンジンは向上していて(というかD4と同じかな)、ISO感度12800まで、204800までの増感が可能とのことです。暗いシーンを撮る機会が多いなら良さそうです。
ただし、思い切って切り捨てたものもあります。まず、動画撮影機能はありませんし、Nikonの厚いフルサイズ機ラインナップからすると、画素数や連写性能やフォーカスポイント数などは見劣りすることです。それでも価格は「序列」の通りではありませんから、普段撮ることの多いシーンがスペックで十分なのか、そして主にデザイン性や小型軽量化で25万円払えるかどうかがポイントになるでしょうね。上級機のD800の方が安く買えるんだ、と思うとちょっと冷静になれます。
(追記:
これを書いた時D4の値段(50万円)を見ていなかったのですが、DfはD4と同等のセンサーが入っていてこの値段、と考えるとD4の廉価版とも考えられるでしょうか。フルサイズの序列を規定するのは難しいですね。)
私の問題としては…フルサイズ対応のレンズの追加購入は避けられませんから、そこまでの費用の覚悟が持てるかも重要でしょうか。他機種も含めてもう少し悩んでみたいと思います。
Nikon Df 体験イベント Nikon Digital Live 2013
製品情報
○Df
○D4
○D610
○D800
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