17802-2288-294769
Skypeやadobe connectなど既存のオンライン共有ツールを利用したオンライン英会話「BBTオンライン」を受講しています。前回の記事ではレベル判定の様子をレポートしましたが、実際のレッスンの流れはどんなものかということをまとめたいと思います。
1.レッスン予約

基本的に前回記事での初回レベル判定テストのときと一緒です。
受講したい時間枠で空きがあれば、アクティブな先生が一人はいますので、受講したい講師を選んで開始10分前までに予約。レベルによって選べる先生が違うということはないと思いますが、講師によってはきれいな発音に強みがあったり、日本語が少し理解できるので英会話初級者向け、などの特徴があるようです。
2.レッスンの開始
レッスン開始時間になるとレッスン開始のためのボタンが押せるようになります、と同時にSkype経由で講師から着信がありますので、そちらもSkype上で受信します。これも初回レベル判定と同じ。BBTオンラインは無料体験ができますが、無料体験とは初回レベル判定のセッションになりますので、この時に受講環境を整えておくと本レッスンに進む時特別な設定が要らず、システムに戸惑うこともない…ということになりますね。
3.レッスンの内容
各講師の先生の初回レッスン(お互いが初顔合わせの状態)ではおそらくリラックス、口慣らしと生徒のレベルチェックということなのでしょう、簡単な自己紹介から始まります。
その短いトークが終わるといよいよ講座内容の開始。

レッスン毎にpdfでレッスンマテリアルがバッチリ用意されているのですが、まずオープニングではそのレッスンで学ぶことを端的に描いたイラストを提示され、それがどんな場面であるか?ということを自分の言葉で説明させられます。
例えばこのイラストでは「男の人達が電話で話をしている」だけでは不十分なんですね。
「何の会話か?」「左の人は誰?」「右の人は誰?」ということまで、つまりこれがこの回のレッスンのポイントなんですが、スムーズなレッスンのためにはあらかじめ予習をして把握しておく必要があります。なお、このレッスンでは「予約をする」ということがテーマなので、「ロンドンへのフライトの予約」「左がcustomerで右がtravel agency」ということが答えになります。次のページからは二人の会話のスキットとその応用表現の練習という流れになっています。

なお、各レベルは全部で20レッスン用意されていますが、それぞれ5の倍数であるレッスン5、10、15、20はその直前の4レッスンがちゃんと理解され身についているかの確認テストになります。このレッスンのためのマテリアルは用意されていないので、どのレッスンからどんな質問が出てくるかわかりません。自然、答えに詰まらないためにも網羅的に復習することになります。
4.フォローアップ

レッスン終了後、このようなステートメントが講師から配信されます。できなかった表現、強み・弱み・レベルアップのためのポイントが記されています。また、驚くべきはフィードバックの早さ!レッスン終了後5分以内に送られて来るものですから、忘れないうちに振り返りをすることができます。
ここまで5レッスン受けた印象としては、
○レッスン時間25分に内容がギッシリ
各レッスンマテリアル平均pdf7枚から8枚構成、多いと10枚、15枚と25分1レッスンの内容にしてはかなりボリュームがあります!だいたい1レッスンにつきそのスライドセットを1つ消化する努力はされていると思いますが、詰まる箇所があったりで時間がおすと1レッスンでは全部終わらないことも。今までのところ、消化されなかった分は次回レッスン時にリカバリーされ、「1レッスン1マテリアル」が実行されていますが、どうしても1レッスンで消化ができない場合は1マテリアル2レッスンということもあるかもしれません。
しかしどのみちポイント購入制の講座ですから、レッスンの進みが悪い場合は自分の学習費にはねかえってくるわけで、そうならないためにも事前の予習を熱心にやることになる…という良いサイクルができるかもしれませんね。
○よどみのない進行
講師の空きさえあればレッスン開始10分前まで予定を入れることができるので、こんな直前に予約されては講師の方も大変だろうなぁ…と思っていたのですが、レッスンマテリアルがキッチリしているので、どのレッスンで何をやらなければいけないか明確です。もしかしたら、これはどの講師から受講してもできる限り同じ質のレッスンが受けられるようにという工夫も含まれているかもしれません。つまり、通常の英会話教室では英会話教師の技量や相性などにレッスンの効果・効率が左右されがちではないかと思いますが、BBTオンラインではその差を極力生じないようにしている、というのも特徴の一つかもしれません。
ただ、これまで5人の講師について受講しましたが、どの先生も熱心で優しかったので講師の質の差ということを心配する必要はあまりなさそうな気がします。また、25分のセッションで時間切れとなりやり残した教材があったときも、次の回に別の講師で予約を入れましたが前回どこで終わったかちゃんと引き継がれているようで、何の問題もありませんでした。
ちなみに、以前オンラインではない通常の対面式英会話教室を受講していたこともあるのですが、私たちのグループを担当していた講師が受講期間中に突然辞めて、トルコに渡ってしまったという笑えない笑い話を思い出しました。
○どのレベルから始まってもカンタンすぎるということはない
前回の記事で書いた通り、想定していたレベルからかなり低いところを提示されてちょっと落ち込んでいたのですが、レッスンの流れでも書いた通りかなり自主的な英語での発語を求められますので、おそらくですが(他のレベルの受講風景がわからないので)どこから始めたとしても勉強になっただろうなぁ…と思いました。これは負け惜しみではないです(笑
最後に…
これまでの受講中、先生のコメントでココロに残った言葉。私のレベルである「レベル4」では話すことはできても聴くことが不十分であったり、逆に話の意味はわかるけど話すことでうまく伝えられなかったりする人が多いのだそうです。でも私の場合はこのレベルでは珍しくそのどちらもできているから、もっと自信を持って、英語を話す機会を作って話しなさい、と言われたことがとても嬉しかったですね。
そう、英語は言葉なんですから必要以上に怖がらず、間違っても良いから「英語を話している」という感覚に慣れるくらい話し、間違った時にはちゃんと矯正してくれる人を見つけて一つ一つ正しい表現を身につけて行けばいいんですよね。学習意欲と、ちょっとした自信が湧いてきました。
17802-2288-294769