2016年12月13日

Canon EOS M5とEF-M28mm F3.5 マクロ IS STMで至高のジュエリー風

既に製品は返却しましたが、Canon EOS M5を試用してのレビューシリーズです。
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イベント記事:
一眼レフのカテゴリから切り込んで来た「Canon EOS M5」のツボ
Canon EOS M5に多様なEFレンズ群を満遍なく試用してきました
Canon EOS M5 強化されたAF機能

試用レビュー記事:
第1回:CANON EOS M5到着、なんだかとてもユーザーフレンドリーな予感
第2回:構図を動かさずフォーカスポイントを変更できる「タッチ&ドラッグAF」機能はやみつきになるかもしれない
第3回:発売日!Canon EOS M5と銀座線ぶらり散歩
第4回:Canon EOS M5でインスタにキレイな夜景をシェアしよう
第5回:Canon EOS M5とゆく、紅葉の長瀞


9月に行われたタッチ&トライイベントの際、とてもお気に入りの一枚が撮れました。
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(F6.3 1/28 1/64 ISO320)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM
もう引用何度目だ?リアルジュエリーでなくてもこんなに細部まで撮れてしかもキレイってすごい。

このカメラの正体がこれ。
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レンズにライティングの機能を持たせてしまった「禁断の(?)」レンズです。レンズ円周の1/4長が対格に発光し、レンズ側面のボタンを押すことで強、弱、OFFが即時切り替え可能(片側発光もできるようです)。

お借りしたらぜひこのシチュエーションで、キラキラするものをたくさん撮るぞ!!と息巻いていたのです。以下、ブログ転載すると多少劣化するようなので、ぜひFlickrの元画像まで行って見てみてくださいね。

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(F11 28mm 1/50 ISO1000)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM
これはジュエリー(貴石)ではなくイミテーションですが、面が多ければ多いほどその光を受けて輝きを増します。

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(F11 28mm 1/20 ISO1000)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM

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(F11 28mm 1/40 ISO1000)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM
いやあ、これらの写りは本当に美しいですね!ライティング無しではこういう設定は撮れないですし、細部の描写、色、小物の持つミステリアスな雰囲気もまとって「至高のジュエリー」や「至宝」なんてタイトルをつけてもいいくらいかも(笑

ちなみにこれ、ドバイのブルジュ・アル・アラブの売店で購入した置き物です。1000円しないくらいのお手頃価格♪

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(F6.3 28mm 1/30 ISO1600)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM


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(F8 28mm 1/250 ISO2000)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM
ぜひ拡大してご覧下さい。スーパーマクロモードで近接すれば、肉眼ではとても確認できない小さなキズまで映し出す。ただ、つるっとした球面には光源の形がくっきりで向かず。場合によってはスーパーマクロを活用して、光源は別のものを用意するのがいいかもしれません。

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(F8 28mm 1/200 ISO2000)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM
これくらい離れるとあまり気にならなくなりますから、撮り方次第ですかね。

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(F14 28mm 1/160 ISO2000)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM
こちらはリアル至宝でございます。ジュエリーの煌めきもさることながら、ステンレススチール部分のマットな質感も良いです。ただ、前述の光源リングが出現。

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(F14 28mm 1/10 ISO2000)Canon EOS M5 EF-M28mm+f/3.5 MACRO IS STM
光源が写りこまない角度で。

非球面で光の散乱させるカッティングが施されている、光ありきの被写体とこのレンズとはとても相性がいいですね。マクロレンズというと小さいものの精細な描写を期待して動植物撮るをことが多かったのですが、光を合わせるとまた違った可能性を感じることができました。ライティングを別に用意せず、いつでもどこでも撮れるという取り回しの良さが魅力的な組み合わせです。
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posted by kncafe at 12:31 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー 家電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集

2016年12月01日

Canon EOS M5とゆく、紅葉の長瀞

Canon EOS M5をお借りしての試用レビューシリーズです。
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第1回:CANON EOS M5到着、なんだかとてもユーザーフレンドリーな予感
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第3回:発売日!Canon EOS M5と銀座線ぶらり散歩
第4回:Canon EOS M5でインスタにキレイな夜景をシェアしよう

今年は夏の暑さが長引いたものの、11月は平年並みの気温だったため、紅葉の見ごろは平年並みのようです。せっかくこの時期に撮影できるので、少し遠出をして長瀞(埼玉県秩父郡)を選択。高速道路はそれほど混雑を感じなかったのですが、花園インターを降りるあたりから車間が詰まってきました。

インターから長瀞までは15qほどもある上、山間ですから交通網は限られており…そう、お察しの通りひどい渋滞でした。もうすべてあきらめて途中で引き返そうかと思ったのですが、航空写真から目星をつけた撮影ポイントが長瀞の端っこの方だったので、なんとかたどりつくことができたのでした。

長瀞を縫うように秩父鉄道が走行しているのですが、週末・祝日を中心にSLパレオエクスプレスが熊谷〜三峰口間を1日1往復運行していることがあります。時間を見ては行ったのですが、渋滞のおかげで到着したときにはもうポイントを通過するかしないかのところで…

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(F6.3 45mm 1/160 ISO100)Canon EOS M5+EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM
まさに、ちょうど通りかかるところに出くわしたのです。写真を拡大するとわかりますが、先客の撮影者さんたちが大勢いらっしゃいました。さすがM5、細かいところまでよく写っておりますよ(泣


秩父鉄道自体は平均20分/本くらいで走行しているので、普通電車も狙ってみましょう。

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(F6.3 45mm 1/160 ISO100)Canon EOS M5+EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM
2ショット目。
この日は少し霧がかかっていて撮影コンディションとしてはあまり良くなかったかもしれません。奥の山は手前に比べるともやがかかっているように見えますが、ポジティブに言えば立体感を感じられる絵ですね。

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(F6.3 45mm 1/200 ISO100)Canon EOS M5+EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM
3ショット目。
お!山と空とのコントラストもちょうど良く、どこか「昭和」的な懐かしさを感じます。紅葉の鮮やかさよりもしっとりとした落ち着きが漂う雰囲気に仕上がっているのは、長瀞の持つ特徴なのか、文字通りCanonの特色なのか。

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(F3.5 22mm 1/4000 ISO100)Canon EOS M5+EF-M22mm f/2 STM
紅葉とは反対側を見やれば、河原の景色が広がっています。
人だかりが見えますが、ここは長瀞ライン下りの出発点でもあるため、乗船待ちをしているお客さんたちですね。ここから荒川をゆっくりと、長瀞の中心部に向かって30分ほどかけて下って行くのだそうです。

さて、散策で疲れたら一休み。
長瀞には人気のかき氷屋さん「阿左美冷蔵」があり、夏場は数時間並ぶことも珍しくないとか。紅葉のこの季節、さすがにそのような行列はありませんでしたが、10分ほどは並んだでしょうか。

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(F3.5 28mm 1/60 ISO250 trimmed)Canon EOS M5EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM
こちらのかき氷の特長は、ふわふわな氷にシロップが単品ではなく少しずつ盛り合わせになっているセットが色々用意されていること、かき氷に合うように「あん」がさらさらで口どけが良いことでしょうか。

屋外の庭園でいただくと、そこかしこに秋を感じます。

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(F5.6 38mm 1/80 ISO100)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

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(F5.6 28mm 1/60 ISO800)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

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(F3.5 28mm 1/60 ISO100)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

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(F3.5 28mm 1/60 ISO250)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

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(F3.5 28mm 1/60 ISO400)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

閉店近くにおうかがいしたので、景色も含めゆっくりと堪能することができました。
燃ゆるような秋、天高く馬肥ゆ、秋を形容する言葉はたくさんありますが、今回長瀞を写したM5から思い浮かんだ言葉は「内に秘めた情熱」でしょうか。フジのVelviaのような鮮やかさとはまたちょっと違った、しっとりとし落ちついた階調の秋景色になったように思います。
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posted by kncafe at 22:46 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー 家電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集