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イベント記事:
一眼レフのカテゴリから切り込んで来た「Canon EOS M5」のツボ
Canon EOS M5に多様なEFレンズ群を満遍なく試用してきました
Canon EOS M5 強化されたAF機能
試用レビュー記事:
第1回:CANON EOS M5到着、なんだかとてもユーザーフレンドリーな予感
第2回:構図を動かさずフォーカスポイントを変更できる「タッチ&ドラッグAF」機能はやみつきになるかもしれない
第3回:発売日!Canon EOS M5と銀座線ぶらり散歩
第4回:Canon EOS M5でインスタにキレイな夜景をシェアしよう
今年は夏の暑さが長引いたものの、11月は平年並みの気温だったため、紅葉の見ごろは平年並みのようです。せっかくこの時期に撮影できるので、少し遠出をして長瀞(埼玉県秩父郡)を選択。高速道路はそれほど混雑を感じなかったのですが、花園インターを降りるあたりから車間が詰まってきました。
インターから長瀞までは15qほどもある上、山間ですから交通網は限られており…そう、お察しの通りひどい渋滞でした。もうすべてあきらめて途中で引き返そうかと思ったのですが、航空写真から目星をつけた撮影ポイントが長瀞の端っこの方だったので、なんとかたどりつくことができたのでした。
長瀞を縫うように秩父鉄道が走行しているのですが、週末・祝日を中心にSLパレオエクスプレスが熊谷〜三峰口間を1日1往復運行していることがあります。時間を見ては行ったのですが、渋滞のおかげで到着したときにはもうポイントを通過するかしないかのところで…

(F6.3 45mm 1/160 ISO100)Canon EOS M5+EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM
まさに、ちょうど通りかかるところに出くわしたのです。写真を拡大するとわかりますが、先客の撮影者さんたちが大勢いらっしゃいました。さすがM5、細かいところまでよく写っておりますよ(泣
秩父鉄道自体は平均20分/本くらいで走行しているので、普通電車も狙ってみましょう。

(F6.3 45mm 1/160 ISO100)Canon EOS M5+EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM
2ショット目。
この日は少し霧がかかっていて撮影コンディションとしてはあまり良くなかったかもしれません。奥の山は手前に比べるともやがかかっているように見えますが、ポジティブに言えば立体感を感じられる絵ですね。

(F6.3 45mm 1/200 ISO100)Canon EOS M5+EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM
3ショット目。
お!山と空とのコントラストもちょうど良く、どこか「昭和」的な懐かしさを感じます。紅葉の鮮やかさよりもしっとりとした落ち着きが漂う雰囲気に仕上がっているのは、長瀞の持つ特徴なのか、文字通りCanonの特色なのか。

(F3.5 22mm 1/4000 ISO100)Canon EOS M5+EF-M22mm f/2 STM
紅葉とは反対側を見やれば、河原の景色が広がっています。
人だかりが見えますが、ここは長瀞ライン下りの出発点でもあるため、乗船待ちをしているお客さんたちですね。ここから荒川をゆっくりと、長瀞の中心部に向かって30分ほどかけて下って行くのだそうです。
さて、散策で疲れたら一休み。
長瀞には人気のかき氷屋さん「阿左美冷蔵」があり、夏場は数時間並ぶことも珍しくないとか。紅葉のこの季節、さすがにそのような行列はありませんでしたが、10分ほどは並んだでしょうか。

(F3.5 28mm 1/60 ISO250 trimmed)Canon EOS M5EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM
こちらのかき氷の特長は、ふわふわな氷にシロップが単品ではなく少しずつ盛り合わせになっているセットが色々用意されていること、かき氷に合うように「あん」がさらさらで口どけが良いことでしょうか。
屋外の庭園でいただくと、そこかしこに秋を感じます。

(F5.6 38mm 1/80 ISO100)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

(F5.6 28mm 1/60 ISO800)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

(F3.5 28mm 1/60 ISO100)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

(F3.5 28mm 1/60 ISO250)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM

(F3.5 28mm 1/60 ISO400)Canon EOS M5+EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM
閉店近くにおうかがいしたので、景色も含めゆっくりと堪能することができました。
燃ゆるような秋、天高く馬肥ゆ、秋を形容する言葉はたくさんありますが、今回長瀞を写したM5から思い浮かんだ言葉は「内に秘めた情熱」でしょうか。フジのVelviaのような鮮やかさとはまたちょっと違った、しっとりとし落ちついた階調の秋景色になったように思います。
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