17329-2288-292802
(NEX-3Nについての初回記事:SONYのデジタル一眼カメラNEX-3Nでネコを撮る@自由が丘ねこカフェクラブ)
1ヶ月限定でお借りしているNEX-3N。この機種の購入を考えている方は、コンデジ以上の何かを求めているのだと思います。画質、ボケ感、エフェクト、画角…など、ハウツーなどで「この設定でこう撮れる!」といったコラムを目にすると、やってみたいなあって思いますよね。
フォーカス、ISO、露出…いざカメラに向かい合い、色々とパラメータをいじることでより「いい写真だね」「写真撮るの上手だね」と言われることも増え、それがますます写真を撮る原動力になったりします。でも、そんなこと考えたり覚えるのめんどくさいし、時間ないし、設定してる間に撮り逃しちゃう!と思うことも多いはず。そういう時、難しい用語なしにパラメーター設定できるモードがNEX-3Nにはあります。

それが「プレミアムおまかせオート」。

背景ぼかし、明るさ、色合い、鮮やかさ、エフェクトのパラメーターがダイヤルで自由自在。これのプレミアムだ、と思うところは、背景のボケ具合も設定できるということですかね。


エフェクト「パートカラー」を加えてより特徴的に。

植物の生命力を表現したいときは鮮やかに。

雨の日の憂いにはクール(ペール)トーンがお似合いかな。
ただし、フォーカス位置を中央など一点に固定することができない、撮影サイズをrawに設定すると調節ダイヤルが動かせなくなるなど、使っててちょっと「あれ?」と違和感を感じることもあります。自分流にカスタマイズしたくなったら、その時は絞り優先のAモードや絞り、シャッタースピードと設定自由自在なMモードの出番でしょう。それがステップアップなのだと思います。
そして、他機種にはなかった、初心者に優しい機能で画期的と思ったのが「オートフレーミング」という機能。あ、いまこの瞬間を逃すでか!と適当にシャッターを切ると構図は乱れがちになりますが、

いつ撮るの?今でしょ!(あ、言っちゃった…)

ギャグも引っ込むような印象的な写真に。お見事。

ありきたりな日の丸構図も…

えっとこれ…なんだか自分がこういう構図撮りをしたような錯覚に陥ります。良いか悪いか(笑

もいっちょ人物撮影

いや、やっぱ気のせいじゃなく良いですよ、これは。

じっくりと決めたはずの構図でも…

こういう切り出し方もあったのねー。なんだかダメだしされているようだ。
オートフレーミングでより良い写真に大変身。カメラが自動でフレーミング(トリミング)して構図を決めてくれるのってどうなの???と甚だ疑問だったのですが、実際使ってみて、思った以上の精度の高さにびっくりしましたね。ピントのあったところとその背景、人物が写っていればその人の顔が向いている方向に意図的にスペースを作り出すようにセッティングされているように思います。
さらに、センサーサイズが大きいNEXなら、トリミングしたって十分高画質だよね。カメラ好きには「トリミングなんて…」という暗黙のルールがあるように感じるけれど、構図次第でこんなに写したいものが引き立ってくるなら、見せる用には断然後者でしょうね。まあ、最近では画像加工が手軽にできるアプリやInstagramなどトリミング前提の画像共有サイトなどもありますから、そういう感覚は薄れつつあるのかもしれません。いや、何はともあれこの機能にはびっくりしました。トリミング前とトリミング後の写真の両方が保存されるのも親切だと思います。
ということで「プレミアムおまかせオート」「オートフレーミング」の機能の概要でした。
次は、NEXでとても気にいっているエフェクト「パートカラー」について書いてみたいと思います。
17329-2288-292802
買わないってば。
か、買わないんだからねっ!
ふっ…
ぼかぁ…ぼかぁなにも言わないさ。
ただ、これからミラーレスの購入を検討する、って人には間違いなくオススメ。