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今回NEX-3Nとともにお借りしたレンズは3点。これに加え、ドイツの老舗メーカーであるZEISS製のレンズとAマウントのレンズにも友情出演してもらいました。合計5点。それぞれに特徴的でどれも譲らぬ魅力を持つ子達です。これらが、本体前面のボタンを押してレンズを回すだけで、付け替えて撮影することができるわけです。
1.E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

キットに付属する標準レンズ。おそらく多くの人が一番最初に手にするはずのレンズです。撮影が可能な16mmから50mmという画角は、景色から料理やポートレートまでいけてしまう万能レンズです。

16mm(1/60 F4.0 ISO5000)

16mm(1/30 F6.3 ISO3200)

16mm(1/100 F8.0 ISO200)

35mm(1/60 F5.6 ISO1000)

38mm(1/60 F5.6 ISO800)

50mm(1/50 F6.3 ISO3200)

50mm(1/80 F6.3 ISO2000)

50mm(1/80 F6.3 ISO1000)
明るいところでは使いやすいのですが、暗いところではあまり絞れずぶれやすくなります。また、大きなセンサーサイズを楽しむポイントであるふんわりとしたボケ作りには、少し物足りなさを感じるかも。しかしまあ、とにかく便利。旅行の時にどうしても荷物は小さくしたいから、っていう時はこれ1本をオトモに連れて行けばいろいろな場面に対応が可能。
2.E 30mm F3.5 Macro


標準ズームレンズの次に購入したくなる人が多いのがこれ。35mmという画角と最短撮影距離のおかげで、



料理写真や、


ネイチャーフォトに大活躍。ピントの合う範囲は狭いですが、その分手前や奥を強くぼかした印象的な写真が撮れるのが特徴。今回お借りした3本のレンズの中で一番使用頻度が高かったレンズです。
3.E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18)


50mmという画角はポートレートに向いています。

こちらは絞り(F値)を調節することで、うまく被写体である人物だけ浮き上がらせるように撮ることが可能です。
最短撮影距離は39cmと比較的長いので、

隣の人やテーブルの上のものを被写体にするのはちょっと厳しいかな。


まっ、うまく間合いを取れば綺麗に撮ることもできますけどね。F1.8というのは一般的に「明るいレンズ」とされ、屋内や暗いところに有利ではありますが、何がどう自分にとって都合がいいのかは、何を撮りたいかによるところが大きいですね。例えば、テーブルの向こうの大切な人を撮るんだったらちょうどいいかもしれません。
4.Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

これはNEXユーザーの好意で1週間貸してもらったレンズ。ZEISSと言えば、空気感までも写しとることができると評判の、ドイツの老舗レンズメーカーです。レンズ名に「*」とかつくとなんだかとってもわくわくしますが、まあそれはおいといて。24mmでF1.8というスペックは、それを聞いただけで高そうだな…と推察されますが、その通り、発売から2年弱経った今でも価格は7万5千円(amazon)と、標準レンズキットが2台買えるじゃねーかこんにゃろ!というほどの値段なのです。これだからコワイんです、レンズ沼は(笑
このレンズについてはさらに遊んでみたくなったので、別記事としてまとめますが、お気に入りの写真の中から1枚だけ。

(24mm 1/1000 F5.0 ISO200)
5.DT 30mm F2.8 Macro SAM

これはまたちょっと特殊でして、本来は一眼レフであるソニーのαシリーズ用レンズなのですが、ミラーレスに互換して使えるソニー純正のマウントアダプターがあれば使用が可能に。
仕様としてはマクロレンズなので2番目のレンズと同じ使い方になりますが、Eマウント用のマクロ「E 30mm F3.5 Macro」とはやはりどこか…

ちょっと繊細さや色の鮮やかさが違ってくるように思います。これも、別途書いてみたいと思います。
それぞれに特徴のある、NEX-3Nで使えるレンズ達。撮りたいものをもっと綺麗に、表現したいように撮る。なんとなく今のカメラに物足りなくなった…という時にこそ、いよいよレンズ交換式カメラの底力を発揮させる出番でもあります。
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