2014年02月18日

ミルフィユというお菓子のカテゴリーとメーカー横断食べ比べ自主企画

ミルフィーユと聞いて何を思い浮かべますか?完成系としてのケーキ?それとも、何層にも重なったパイ?一般的に真っ先に思い浮かべるのは、パイとカスタードクリームの多重構造、トップには生クリームやイチゴの飾り付けがしてあるものでしょうか。

私ももちろん一番にくるのはそういった形態のものなのですが、「ミルフィーユ」と聞いて次に思い浮かべるお菓子があります。それが、パイとクリームを薄層にサンドして、更に周りを薄くチョコレートコーティングして個装されているもの。ケーキのそれと区別してか、ミルフィユと表記されることもあるようです。

そのミルフィユ。

ごく最近友達のしょういちさんがミルフィユ食べたい病を患い、それがネットを介してワタクシにも伝染。度々ベルンのものに言及されていたのですが、私が幼い頃実家の冷蔵庫に常備されていたのは、サンジェルマンというパン屋のミルフィユ。あれ?もしかして各社、選べるくらい存在するの?と調べたのが、この企画の経緯。


ざっと調べたところ、5、6社くらいヒットしました。


その中から今回かき集めたのが、

P2080215
サンジェルマン、横濱フランセ2シリーズ、フーシェ、石屋製菓…と、4メーカー5シリーズ。

まず、横濱フランセ

P1290185
P1290186
こちら、通常いつでも購入できるスタンダードなお味、キャラメル、ジャンドゥーヤ、ショコラでございます。それぞれミルク、ホワイト、ダークチョコのコーティング。何よりも、一口サイズで気が利いてますね。包装紙はフランス国旗のトリコロールをイメージしたのでしょうか。

P2090241
P2090242
こちらは同じくフランセのものでも、バレンタイン限定バージョンのもの。包装もキレイで特別感があります。かわいいパッケージとは裏腹に、味はプラリネ、カフェ、ビターショコラと通常よりオトナ向けの仕上がりにしてあるような。ミルフィーユに限らず、こうした限定版よりスタンダードなものを好む傾向にある(らしい)私ですが、フランセはこの限定版の方が美味しいかもなぁと思ったのでした。

P2140250
P2140252
フーシェ。
このメーカーはバレンタイン時期にオリンポスの煌めきという一風変わったチョコを販売するメーカーで印象に残っているのですが、新宿小田急ではメリーチョコレートと並び、競うように(?)ミルフィユを売っています。商品は焼菓子が主体で、経営母体は松風屋というお菓子屋さんのようです。

P2150254
P2150255
ここらで変化球の石屋製菓。白い恋人で有名な北海道のお菓子屋さんです。ここのミルフィユには「美冬」というネーミングがされていますが、これはきっとミルフィユと韻を踏んでるんですね。ダークにはブルーベリー、ホワイトにはマロンクリームがサンドされていて、印象に残ります。北海道っぽいか?と言われるとよくわからないけども。

P2110243
そして、我が実家では定番であったサンジェルマンのミルフィユ。いずれもそうですが、冷やして食べるのがオススメ。ここのものは一本のサイズがどのメーカーのものよりも大きいのが特徴でしょうか。昔は確かホワイトチョコタイプもあったはずなのですが、いつの間にか姿を消したようです。


その他には北海道のもりもと、ロッテ傘下のメリーチョコレート、果物の銀座千疋屋、あとは今回あえて選択肢に入れなかった鷹番のスイーツショップ・ベルンなど。また、ご本人が購入されていたのが銀座マキシムドパリのミルフィーユキュイ。マキシムの看板スイーツミルフィーユを焼菓子で再現した、こんなお菓子があったとは…!とことん首をツッコんでみるもんだぜ。

というわけで、ミルフィユの美味しさとバリエーション豊かさを再認識した自己完結企画でございました。しかしこれ、あんまり期待しないで食べると、度肝抜かれるくらい美味い菓子ですよ。サクサクのパイととろけるクリームを閉じこめて、ごく薄いチョコレートで美味しさをコーティング。一本100円ちょい位の単価なのにあなどれん。また、いつでも味わえる携帯可能なミルフィーユ、と考えればさらにプレミア感が増すことがうけあいです。



posted by kncafe at 12:37 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | レビュー お取り寄せ/スイーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集
この記事へのコメント
ベルンも何度か食べた事が有りますが、私は広島・香月堂の『ミルフォリヤン』の方が美味しいと思っております。

お取り寄せも出来ず、広島のアンテナショップや物産展でも販売しないようですので、広島駅や広島空港のお土産コーナーと県内の限られた数ヵ所でしか入手は出来ないと思いますが、私の知る限りでも少なくとも40年以上もパッケージも味も変わらずに続いている隠れた銘菓です。

サンジェルマンもミルフィーユをつくっているのは存じませんでした。
試してみたいと思います。
Posted by 翔 at 2017年05月27日 06:25
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック