2016年10月06日

エミレーツ航空で初めてのエキゾチック、ドバイ

今年の夏のレジャーは、ちょうど友人がジュネーブ駐在になったので、そこにお世話になることにしました。

が、せっかくの海外旅行。それだけではもったいない!?とばかりに羽田発エミレーツ航空がトランジットでドバイ(アラブ首長国連邦)を経由するので、そこに2泊する計画を立てました。

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世界一高いタワー「Burj Khalifa」

ドバイ…とんだ恥さらしだが、この時までドバイが国の名前なのか、都市の名前なんだか知らなかったのだ。正解は「アラブ首長国連邦」の一都市。それぞれが「首長国」の集まりと考えればまったく間違っているというわけではないか(?)。

ちなみに、エミレーツというのは「首長たち」のことで、国名のUAE(United Arab Emirates)に含まれており、訳すとアラブ首長国連邦…なんだそのままやん、というわけ。サッカーの国際試合がお好きな方にはご存知の方も多いかもしれませんね。

このように予備知識がほとんどないところからのスタート。ただ、今回のUAE行きを父親に話したところ「アラブ?!大丈夫なのか!!!???」と心配されたところからすると、一般的な知識レベルというのはこんなもんであると予想されます。

大丈夫なのか?

―はい、安全度という点で言えばまったく問題ありません。身の危険を感じることなど皆無でしたし、場所柄イスラムの装束をまとった方が多くいらっしゃいましたが、そうでないツーリストが不快な視線を感じることもなく、大らかなでゆったりとした時間が流れているのでした。

ただし、今回の旅行はまったく別の意味で命の危険を感じましたよ。

もう、なんといってもとにかく暑かった。これまで体感した温度の中でもぶっちぎりです。夏の気温は50℃になることもある。タクシーの運転手さんの話です。滞在中は幸い43℃くらいでしたが、それでも外の炎天下で5分もつかどうかという暑さです。常にエアコンの室外機の側にいるような感じです。しかも、湿度も高い。

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Souk Madinat

日陰に入ることが何の暑さ対策にもならないので、必然的にモールやホテルにいる時間が増えます。モールは涼しくて快適で、外から入るとメガネが曇るほどです。こんな感じで夏に観光をする際は、思った以上に行動する気力が萎えます。これでは何しに来たのかよくわかりませんが、評判のラグジュアリーホテルでゆっくりする、というのも贅沢な時間とレジャーのお金の遣い方でしょう。

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何せ、青い海に白い砂浜でリゾート感は満点。涼しくてデラックスなホテルの高層階からそんな光景を見下ろしながらワイングラスを揺らすのもオツです(そんなことしてません)ちなみに、泳ぐにしても暑すぎるためか、せっかくの青い海、白い砂浜も閑散としています。

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Sunset on Persian Gulf

今回、一番残念だったのは、現地の人が御用達にしているスーパーに行く機会(気力)がなかったこと。観光客向けと思しきモールやショッピングセンターには行きましたが、そこで暮らしている人の相場感、食材、お惣菜みたいなものがほとんどわかりませんでした。唯一、水は日本より若干安いかな?と思ったくらいです。


もともとドバイは石油の埋蔵量が少なく石油産業以外のものを発展させようと、インフラ整備に資金を投入し、流通拠点、観光地としてその地位を築きあげました。一時ほどの勢いはないものの街はさらに発展していてそこかしこで建設中の巨大ビルディングがあります。

エミレーツ航空もドバイから世界130都市を結ぶ大きなハブ空港です。まさか、ドバイから世界各地にこんなにも路線が就航しているとは思いませんでした。これもひとえに顧客満足度NO.1(英国スカイトラック社2016年調査)、エミレーツ航空の(ひいては国をあげての?)努力の賜物なのでしょう。

エミレーツ航空の話になったので、ちょっとだけその話も。

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今回顧客満足度が高い航空会社ということでどんなサービスが受けられるんだろう??と楽しみにしていました。
感激したところは、

充実した機内プログラム

iceと呼ばれる(information、communications、entertainmentの略らしい)機内エンターテイメントのプログラム数が非常に多いです。そのチャンネル数はなんと2500とも。マルチリンガルで、世界主要言語だけではなく37カ国語に対応。もちろん日本語映画、日本語TV番組もあります。マツコの世界(グミ、一人キャンプ)、孤独のグルメ、暗殺教室など、普段観られなかったプログラムを観ていました。

子供用グッズの種類の多さ

中身がミニブランケットになっているぬいぐるみの種類が4-5種類はありました。また、毎食、食事とは別にランチボックス型のお菓子詰め合わせと、ご丁寧に歯ブラシまでセットになっていました。

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ドバイ国際空港ターミナル3はエミレーツ航空専用

ただ、気配りといいますか、ホッとできる接客はやはり日本の航空会社が一番なのかなあ、と。結局のところ日本人で「言わなくてもわかる」が充足される状況にホッとするのかもしれません。グローバルの顧客満足度評価には、充実プログラム、アメニティ、機内デザイン、エキゾチックな制服、英語の通じやすさ…こうしたものが重要な要素なのかなあ、と漠然と感じた次第。

あと、日本映画のセレクションとしては、日本ですごく話題になった作品かというとそうでもなく、特に映画好きではない私には知らない作品ばかりでした。もしかすると、グローバルではウケそうなセレクションなのかな?このあたりも。

それと、機内販売。私機内販売フェチで乗れば何か買ってしまうことが多いのですが、エミレーツはややジュエリーと香水が多めで、好みのものがなく残念ながら購入には至りませんでした。


ドバイ初渡航の印象はこんな感じでした。あまり外出もしなかったので、次はたぶん今までの人生で一番ゴージャスなホテルに泊まった体験談でも。



posted by kncafe at 23:59 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他趣味 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集
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