
先日、11月25日発売のEOS M5をタッチ&トライイベントでお試しさせて頂いた続きとして、1ヶ月間手元にお借りしています。
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イベント記事:
一眼レフのカテゴリから切り込んで来た「Canon EOS M5」のツボ
Canon EOS M5に多様なEFレンズ群を満遍なく試用してきました
Canon EOS M5 強化されたAF機能
手元でじっくり眺めたり、運んで使用していると、いやー、軽い!小さい!富士フイルムX-T1がメイン機の、たまにNikon D7000を使うほぼミラーレスユーザーですが、それ以前に使用していたOLYMPUS PEN時代をちょっと思い出しましたよ。
持ち運ぶ前には付属の純正ストラップをつけたのですが、いつもはああして、こうして、紐の通し方に四苦八苦するところをM5では、

おや、接続部の金具が最初から付属…?

ずらして引っかけて?

カチッと元に戻せば固定される!
外れて落下しない程度の強度が担保できれば良いので、装着は楽な方が断然良いですね。
この辺り、カメラ自体の機能には関係ないところですが、「使いやすいように」設計するぞという心意気が垣間見えたようで、使用感にも反映されていそうな予感がします。
数枚試写したところで…
数年前からrawで撮っておいて、一度確認してからカメラ内で現像する、ということがほとんどになったので、ご多分に漏れず、M5でもそのやり方を踏襲です。

アラ、ヘルプメッセージがずいぶん詳しい。デフォルトでは機能ガイドが詳しく表示される設定になっているようです。
試しに一枚現像してみると、


編集前後の比較が超カンタン。
まとめると、
◯機能ガイドが丁寧
◯現像後の確認で「撮影時設定」と「変更後」がダイヤルキー一つで比較可能
◯変更点は橙のアイコンでガイドされる
機能ガイドは操作に慣れたころにmenuで表示されないように設定できます。しかしなんと言っても変更前・変更後の画像比較と変更点の確認ができるのは便利!記憶の限りで、試用も含め使用した機種でこの機能があった記憶がないです。
さらに、半数以上はストレート現像するという現状からは、rawを「複数枚まとめて現像」という機能はもう、悶絶級に便利。あと、一括で露出を上げたい時など…え?どういう時に使うのかって?ISO感度を上げずにシャッタースピードを稼ぎたい時、わざと露出アンダー気味に撮っておいて、現像時に調節するということがよくあります。
また、明るすぎてうまく光量調節できないときなどもrawで撮っておくと失敗がないので気が楽。同じ環境で撮ったときは同じ設定で構わないので、一枚一枚現像していてはなかなか終わりが見えない旅行写真などの時にはイラッとするんです。
手順は、

現像したい画像の始点でmenuボタンから現像を選ぶと、対象が一枚なのか複数枚なのか選べます。

終点を選びます。

ストレート現像なら以上でOK。一括で変更したい条件があれば「細かく設定して現像」で指定します。
これなら、rawで撮りっぱなしでjpg保存できず、メディア内に溜まっていくということもなくなるぞ!(切実
こういう使い方をしている方がどれだけ存在するかわかりませんが、機能実装されたことを考えると、結構いらっしゃるのかもしれませんね。おそらくこんな風に、ちょっとずつ「不便」だった部分を洗い出して製品作りに活かされてきたというところが、

これこれ、この言葉に凝縮しているんじゃないかと、思うワケなんですねえ〜。
操作系とともに、画質も大いに気になるところですが、一つずつ確かめて行きましょう。
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