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イベント記事:
一眼レフのカテゴリから切り込んで来た「Canon EOS M5」のツボ
Canon EOS M5に多様なEFレンズ群を満遍なく試用してきました
Canon EOS M5 強化されたAF機能
試用レビュー記事:
第1回:CANON EOS M5到着、なんだかとてもユーザーフレンドリーな予感
第2回:構図を動かさずフォーカスポイントを変更できる「タッチ&ドラッグAF」機能はやみつきになるかもしれない
第3回:発売日!Canon EOS M5と銀座線ぶらり散歩
スマホのカメラ性能が良いことや、速報性からSNSにアップロードする写真もスマホで撮ったものに押されがちですが、暗かったり、明度差があまりなかったりと撮影条件が厳しいと思ったような写真が撮れない…とじりじりすることがあります。そういうときは、デジタルカメラで撮ってWi-Fiで転送するのが有効。
初回接続のみスマホにパスワードを入力する必要がありますが、その後はパスワード入力はなし。
運用の流れはこんな感じ。
1.Wi-Fiボタンを押す(M5)
2.転送先デバイスを選択する(M5)
3.「設定」からEOSM5-で始まるネットワーク名を選択(スマホ)
4.アプリを起動する(スマホ)
5.転送する画像を選択する(M5)

(F5.6 22mm 1/60 ISO1600)Canon EOS M5 EF-M22mm f/2 STM
転送した画像。

それを元にした加工画像。上記の写真をインスタグラムのアプリ内で編集。

インスタグラムにシェアしたところ。

(F5.6 22mm 1/60 ISO200)Canon EOS M5 EF-M22mm f/2 STM

インスタアプリで加工。

インスタシェア。

(F2.5 22mm 1/320 ISO3200)Canon EOS M5 EF-M22mm f/2 STM

インスタアプリで加工。

シェア。
最近はインスタグラムの投稿でできる写真コンテストも多いので、元画像がキレイな方が圧倒的に有利だろうと思います。スマホでは表現できないシチュエーションで撮ることができれば注目度もUPするでしょう。
デジタルカメラ←→スマホ間の画像受け渡しは、数年前に比べると格段に良くなっているのは間違いないですね。Eye-FiやFlashAirの時代が懐かしいです。で。便利になっていると更に欲が出てくるもので…。デジカメ→スマホ→スマホ→デジカメ…のような操作の行ったり来たりが煩わしくなってしまいます。これは、EOS M5だけでなくX-T1もほぼ同じ操作体系です。
他社製品では実現しているものもあるのかもしれませんが、せっかくここまで来たのなら、認証の壁(があるのかわかりませんが)をどうにかクリアしてもらって、Wi-Fiボタンを押したら自動的にコネクションして、アプリさえ起動すれば全て完了する、ってなシンプルな操作にならないかなー?と切望しています。Wi-Fiボタンを押した以上は転送の意図があるわけで、接続可能なWi-Fiネットワークで最上位に優位になっていいと思うんですよね。
その辺りも、ユーザーフレンドリーな本機に期待したいかな、と思った次第です。
追記:
デジカメとスマホで行ったり来たり…と書きましたが、スマホアプリとなるCamera Connectが優秀で、ちょっとの工夫で手間が緩和される方法がありました。

Camera ConnectでM5と接続したら「カメラ内の画像一覧」のメニューで、

スマホ画面にカメラ内の画像が表示されるので、そこから必要な画像を選んでダウンロードすると良いです。そうすれば、Wi-Fiボタン押下→スマホの設定でWi-Fiに接続する→アプリで写真を選んでDL→カメラの電源OFF、が最短ルートになります。
そういえば…FlashAirはカメラの電源ボタンを押しただけで勝手にスマホと交信したので、あれ?なんかネット見られないなーと思ったらFlashAirとつながっていた…というようなことがよくありました。カメラのWi-Fiボタンがトリガーになれば、そういうことはないと思うので、やっぱりちょっとそこらへんうまいことならないかなーと期待したいです。
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