「コイツ、口(筆)ばっかで本当は買うつもりもねーんじゃねえか?」
「ゴチャゴチャ言ってないではよ買えや?」
「どうせ一時の熱じゃね?」
的なエントリにしないためにも、自らが自らの書き物へのアンサーエントリを書いてみたいと思います。
しっかしどうせアンサーエントリを書くのなら、もっとブログ横断的な(ネタな)コラボとかしてみたいもんだわ。
さて、あれを書いた次の日でしょうか。こんなに思い悩む一因は実際どんなものかがわからないからだ!と思い当たり、そうしたらいてもたってもいられなくなったので新宿の世界堂まで行って描き味を試してみることにしました。
さすがは世界堂はん(初訪問)、噂に違わずたくさんの種類を在庫していらっしゃいました。
果たして油性色鉛筆を網羅できていたのか?というと、案の定知らないブランドのものもチラホラ。
そして、高級ラインとして列記したものは全部ありましたね。
具体的には、
○三菱 ユニカラー
○ホルベイン アーチスト
○ファーバーカステル ポリクロモス
○カランダッシュ パブロ、ルミナンス
この辺りは余裕のラインナップでした。セット販売も充実してる。なんならホルベイン150色行っちゃう?なんて衝動買いも可能(危険)。
そして、驚いたことに単品販売もしている(ないと思ってた)。
単品をおそるおそる手に取り、試し書き用の台紙で塗心地を確認する。
ポイントは、
○芯の硬さ
○発色
○混色
○メルツ対応可否
実はあの記事を書いた後、セット色味の魅力と手ごろな価格でユニカラー72色、そこそこ手ごろでブランドの魅力ということからファーバーカステルのポリクロモス60色のどちらかかなぁと一旦は2つに絞り込んだんです。
でもレビューを読んだり、セットを画像検索したりしたところ、両者ともちょっとひっかかることがある。
○ユニカラー⇒カラーチャートはとてもきれいな(私好みな)色相が揃っているが、芯の硬さはあくまで「普通の」色鉛筆に近い。
○ポリクロモス⇒描き心地が柔らかいのは魅力だが、セットの色相にやや偏りがあり、トーンも深め。要するに「渋い」。
で、また振り出しに戻ってしまった。そして、世界堂の件に至る、というわけ。
実は、ここに来る前に「やっぱりこれかな…?」と思うものが脳裏に一つあったんです。
もう、いたずらにレビューを読むことはしませんでした。描き心地で満足すればそれで良い。
幸い、それは描いたときにもとてもしっくりくるものでした。柔らかすぎず、硬すぎず。そのために発色もいいし、混色もできそう。また、お試しでホルベインのメルツペンが置いてあったので溶け具合を見てみたら、水彩のようにスッと溶けてなじみました。こ、こ、これしかない。まあ、あえて障壁と言えばその価格かな…。でも、もうその場でケリをつけることにしました。
購入したのは…
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カランダッシュ パブロの80色セットでした。
これに行きつくんなら、ここまで悩む必要なかったんじゃね?と思いましたが…。
それに、世界堂価格で約22000円と、かなりな出費になってしまった。こんなことならスイスで買って免税が適用されたらいくらか安かったかしら?否、世界堂は定価の5000円引きだから安くなってトントンくらいかもしれない。
しっかし、

見てるだけで、

心癒されるようなきれいさ!
半分はそのために買ったようなものかもしれない。
鼻にはさめば懐かしい木の香りがプンプン(やらんで良い
まだろくなものを塗っていないので、また使用感はそのうち(書くかな?)。
ジュネーブで偶然店舗に入って画材メーカーだと知って、塗り絵を衝動買いしたことをきっかけに色鉛筆購入に至るという、なんともいくつもの偶然が重なっていま手元に色鉛筆があるわけです。ま、「Macを売るならiPhoneを売れ」同様な(古いか)「色鉛筆を売るには色鉛筆を売るのではなく、その周辺商品である塗り絵を売れ」というマーケティング手法に見事にハマっただけとも言えるかもしれませんね。
そうそう、ジュネーブ他、旅行をしてきたのでそのことも忘れないうちに書きたいですね。