2015年01月31日

カカオ豆からチョコレートまで手作りするDari Kのキット

2015年のサロンデュショコラ東京も、盛況のうちに終了したようですね。祭りの後は、買ってきた美味しいショコラをじっくり味わうテイスティングタイム。ただ、食べるのにもったいなかったり一手間かかったりすると、ちょっと自宅で寝かせてもらうことになってしまうわけで。


昨年買ったダリケーの「カカオ豆からチョコレートてづくりキット」はそんなものの一つ。奇しくも今年サロンデュショコラでクローズアップされてたことの一つに「Bean to Bar」があります。つまり、カカオ豆からタブレット(板チョコ)まで一貫し、随所にこだわって生産する、ってことですね。このキットはカカオ豆からチョコレートを作る過程を家庭で体験できる貴重なもの。チョコレート好きとしては、豆からチョコレートを作るという作業を一度はしてみたい…よね?ね?

キットの中身はカカオ豆とシリコン型、そしてガイドブックとなる小冊子のみ。時間がある時にやろうと思っていたらとっくに賞味期限が切れてしまいました。季節が一巡するのを前に、これはイカンと一念発起して作ることに。


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作るの当たっては、まずカカオ豆をすりつぶせるサイズのすり鉢がなかったので、それを購入。百均にないかな〜と思っていたのですが、せっかくなんでオシャレなものを買おうかとまさかの180°方向転換。


これならヤマイモをすってそのまま食卓に出してもおっしゃれ〜♪いやぁコダワリのキッチングッズはテンション上がるわぁ…ってなんの話だっけ?(笑 そうそう、チョコレートを手作りするんでした。


1. カカオ豆を洗う
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まずは豆を水洗いします。米を研ぐみたいにシャッシャッと。結構濁った水が何度も出てきます。水が濁らなくなる目安5分くらい…とのことでしたが、完全に透明にはなりそうになかったので、10分くらいでしょうか、水気を切ったらふきんでよく拭きます。


2. カカオ豆を炒る
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水気を取り除いたカカオをフライパンでじっくりと炒ります。焦げないように弱火で…だんだん良い香りが立って粒がぷっくりと太ってきます。どうかな?と感じたら一粒とって冷ましてから割ってみます。パキッと割れたら完成。完成の頃、フライパンの上でも、大きな亀裂音を立てるやつが出てきます。これでちょうど良いのか?炒りすぎなのか?わかりませんが。ここまでだいたい20-30分くらいだったでしょうか。


3. 皮をむく
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豆を覆う皮をむきます。皮に傷をつけるとパリッとむけて、ちょっと大きくて皮の厚い落花生みたいです。でもなんだか、皮をむいた後も薄皮がついているみたいです。

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あまり気にせず中身と一緒にしてしまいましたが。


4. 豆を砕く
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よく焙煎した豆はすりこぎの先で叩けば砕けます。ただ、ここでやらなければいけないのは、すっかり粒が見えなくなるまですり潰すこと。ゴマでも油が出るまでするのは結構骨ですが、カカオ豆の場合油脂分が多いのかその性質のせいなのか、完全にすり潰すとすり鉢の底にべったりと張りついていきます。で、最終的には、

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こんな状態に。メレンゲの泡立て完了で、ボウルをひっくり返しても落ちてこないって表現がありますが、カカオ豆のすり潰し完了も同じですね。ただし形態は全く違うけど。


5. 湯煎をして豆をする
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砕いた豆が完全にそこに張り付きもうにっちもさっちも行かない状態になれば、湯煎をして溶かしながらすり混ぜます。湯にすり鉢の底を当てるとだんだんじんわりと溶けてきますが、その様子はもうチョコレートを思わせるもの。でも見た目にもまだまだ粒が粗いのがわかります。


6. 砂糖を加える
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少し滑らかになれば、砂糖を加える時。ここでは80gの豆に30gの砂糖です。さー、こっからが勝負。砂糖と一緒にひたすらすり混ぜます。そうすると、だんだん液体状に、サラサラになってきます。あんな豆と砂糖だけのものが、不思議!


7. さらにすり混ぜる
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すって、すって、すって、吐いて…じゃなくて、すり鉢でするのね。チョコレートは常温では固まるから、かたくなったなーと思ったら湯煎にかけて柔らかくして、ってのを繰り返す。知ってたけど、結構苦行だこれ。単純作業なので、ラジオやテレビを観ながらやることをお勧めします。志のある方は英会話とか放送大学の講義とか聴きながらでもいいかもしれませんね。まあ、そもそもこういう作業をしようという人はあんまりいないか。これの作業完了は、ツヤが出たら。…んー。ツヤが出てるといえば出てるけど、よくすった方が美味しいだろうし…という葛藤と共に、1時間半ほどでしょうか?これ以上このすり鉢で細かくすることは難しいかなーと感じた頃、すりこぎを置きました。


8. 型に流して待つ
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もう後はスプーンで付属の型に流せばできあがり。ツヤも粘度も普通にチョコレートっぽくなってて、固まるのが楽しみ。最後に型をトントン細かく叩いていると細かい気泡が浮き上がってくるので、それをつぶしたら冷蔵庫へ。


9. 完成。実食
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冷蔵庫にしまってから出かけたので、食べたのは4時間後くらいでしょうか。

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型からはすんなりと外れ、Dari Kのロゴマークも美しい。

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味は、なんともビターで野性味あふれ、豆の特徴がぐわーと広がってくるようです。80gの豆に30gしか砂糖が入ってないというのは、カカオパウダーからココアを手作りする時のことを考えるとかなり甘さ控えめだと思うのですが、砂糖も豆に負けていませんね(この時はきび砂糖を使いました)。ちょうど、エクストラビターやカカオ分70-80%のタブレットを食べた時くらいの苦さ。でも風味が全然違う!美味しい!…んだけど一つだけ問題点があって、それは粒子がまだまだ粗いということ。舌の上でざらっとするので、それが気になります。砂糖を加えてからすり混ぜるのがコンチングで、この過程は機械を使って24hから長いところだと3日から4日間くらい続けるところがあると聞きますから、1時間半程度じゃ全然ダメなのね。それにすり鉢などではなく、乳ばちみたいな凹凸が少ないもので気長にすらなければいけないものなのかもしれない。


作業を終えて…普段口にしているどんなチョコレートでも大変な時間と手間がかかっているんだなあと実感。シンプルなタブレットは、原料次第で味が大きく違ってくるということも納得です。ただ、焙煎とコンチングについては味や食感の決め手となるところでしょうから、単純にカカオ豆の産地や種類で語られるべきものでもないのかな、と思いました。カカオ豆を収穫して発酵させる過程も味に影響すると聞きますから、まだまだ奥深いはずですね。

今回の作業は、豆を洗ってから炒って皮をむくまでに約1時間半、一晩おき翌朝それをすって型に流すまでなんだかんだで5時間くらいかかりましたから、まあ半日〜1日がかりの作業になりますね。子供の自由研究とかにも良いかも。

さすがに一回体験してみればもう十分、と思いますが、今年、イタリアのショコラティエドモーリからカシャーヤというクリオロ種100%のローステッドカカオ(カカオ豆を焙煎して皮をむいただけのもの)が売っていることに気づいたので、これだったらすり潰すだけかぁとか…いやいや、やりませんから!(笑

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2015年01月23日

サロン・デュ・ショコラ2015は新宿NSビルで

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年が明けてお正月が過ぎたら、ショコラシーズン(正確にはバレンタインシーズン)の幕開け。初っ端にある大イベントが三越伊勢丹主催のサロン デュ ショコラ、という位置づけなのは定着して久しいでしょう。

ただ、今年の違う点は、サロン…が新宿NSビルのイベントホールで開催されているということ。これは今年初めての試みで、一体どんな風になるのか、例年とは違った楽しみがありました。今年の会期は21(水)〜25(日)まで。月曜まであった会期は1日短縮ですね。そこで、早速初日に行って来ました。

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会場となっているNSビルのイベントホール。ブランドのファミリーセールや、伊勢丹のセールでも度々会場として使われる場所です。大勢の人が出入りする様子は経験済み…ですが!地下に降りるエレベーターの前からもう混雑が。初日ってこともあるんでしょうけど、ブランドのセールの比ではないです。ちょっと怯みましたが、こんなところで引き返すわけには行きません。意を決して、地下へ。

するともうすでに、いくつかのブランドで行列整理用のプラカードが掲げられていますが、予想していなかったブランドのもの。これは相当覚悟しなくてはならないのか?

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イベントホール前には展示物があります。
新宿伊勢丹では催事場への入場が3箇所ほどからできますが、今回は入り口が2箇所?広さに比べて間口が狭いので、ここも大変。やっとこさ入りますが、ショーケースのスペースがデカイ。まあ物販だから当たり前なんですが、それにしても人が行き交うのに1人分のスペースほどしかない印象になるのはある意味変わらず。

取り扱えるブランドが多くなったのは良いのですが、この混雑ですからイベントホールの端から端まで移動するのがまた大変で…正直、反対側の区画はあきらめました。移動した範囲はせいぜい空間の1/4といったところではないでしょうか。予想をはるかに超えた大混雑。。。滞在時間は30分程度。確実に過去最短ですわ。遍く会場をねっとりと見て回れなかったのは大いに心残りなんですが、年々人混み耐性が…歳取ったってことでしょうか。サロンデュショコラって今年で何年目でしたっけね。12年目くらい?そりゃそうか。

さて、そんな中、動ける範囲でゲットしてきた厳選のショコラを紹介。以下購入順ですが、見事に購入優先順位順に買ってます。人混みで半ばテンパっていた割にはしっかりしていたというか(苦笑

1. ベルナシオンのAveline

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やっぱり外せないベルナシオン。ここのクーベルチュールの重厚さは他では代替できないんです。今年は意外にも行った時に購入列がありませんでした。欠品もボンボンショコラ詰め合わせ以外はなかったようです。タブレットも年々高くなってますし。珍しくもなくなってきたのかな?

ここ数年はプレーンタブレット、マンディアン、アマンディーヌと買ってきましたが、今回はヘーゼルナッツ風味のこちらに。重なるのも面白くないですし、ノワールベースのものでローテーションしています。


2. ナオミミズノのセレクション2015

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水野直巳シェフのショコラ。ベルナシオン同様毎年買っていますが、関東未出店のためこういう時しか購入機会がなく。たまぁに三越系でイベント出品されているのを見かけたりしますが、基本的にはない。

驚いたのが、昨年8月の福知山市集中豪雨の被害に遭われて、現在では実店舗が閉店中なんですね…帰ってきたあと昨年末開設されたオンラインショッピングサイトで見て知りびっくりしました。なんとも…心中お察しいたしますが、どうか復興に向けて頑張っていただきたいです(そりゃ頑張ってるだろ!とは言わないで…)。私にできることといえばせいぜい食べて応援かな…。


3. カフェオウザンのクロワッサンラスク

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これ、サロンデュショコラの冊子で見た写真があまりにもラブリーで。クロワッサンラスクにチョココーティング他デコレーションが施してあります。あんまりショコラとは関係ないかな…1本10×5cmほどで800円ですが、半分弱のサイズで350円での販売がありましたので、そちらから2種。

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ラスクのベースがクロワッサンなので、堅めのパイのようです。上掛けされたショコラも口どけが良くてホッとする甘さ。甘いものがガッツリ食べたいときに良いと思います。


4. ワールドチョコレートマスターズ セレクション

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バイヤーセレクトのショコラをブランド横断的に詰め合わせたセレクションボックスの1種。毎年このブースは長蛇の列なので、欲しかったのですが並ぶことは考えていませんでしたが、行ってみたら待機列はほぼ無し。そこで…となったわけですが、まさか買えるとは思っていませんでした。


この中で一番、どうしても食べてみたかったものがあります。2009年代表の平井シェフが作った、ボタンの装飾がされているショコラ。5年ほど前に雑誌で見てからそのデザインに一目惚れ。当時勤められていたグランドハイアットのフィオレンティーナに行くも、このショコラにはお目にかかれず。今まさかこうして頂く機会があるとは、です。中身はコーヒーとクルミのガナッシュだそう(まだとってあります)。

これ以外にも、水野シェフやスリジェの和泉シェフなど、全部で6人の「作品」が詰まったものです。フランスのショコラティエももちろん良いですが、日本のショコラティエも素晴らしいところがたくさんあると思います。それに、ショコラはフレッシュさが美味しさの大切な要素の一つですが、日本のショコラティエなら空輸など輸送にかけるタイムロスは少なくなりますからね。あと、欲しいと思ったときにすぐに手に入ることも重視したい。

買いたいものは買いましたが、…うーん、なんだか消化不良。。。もっと落ち着いてゆっくりとくまなく見て回りたかった。週末まで会期はありますが、週末さらに混雑すると思われる会場に向かうのは勇気がいりますね。

サロンデュショコラがデパート内の催事として行なわれるのはどうなのか?とする向きもありましたし、さすがに10数年も恒例の催事となるとマンネリは避けられないでしょうから、ここで一歩踏み出しデパートから飛び出したことは、新たな風を呼ぶきっかけになる英断ではないでしょうか。

一方で、ショコラの祭典というよりは、単なる物販だなあという印象がなぜか強まりました。まず、店舗のブースが大きすぎる。人が混みすぎるのも、店舗スペースが大きくては当然でしょう。あれではバレンタイン催事となんら変わりありません。パリのサロショコに行ったことはありませんが、写真や映像で見ると、販売会というより展示会・展覧会のようなイメージがあります。CP+のような、ね。それとも「高級ショコラ」の楽しみ方を提案するフェーズはとっくに終わったんでしょうか。違いますよね。だって日本のショコラのたしなみ方がパリを追い越すわけないですし。

いずれにせよ、今回のサロン・デュ・ショコラは、あらかじめ目当てのお店を決めて、この機会を逃しては入手困難なショコラを購入するのがお勧めです。

(サロン・デュ・ショコラに関する過去記事)
サロン・デュ・ショコラ2014
サロン・デュ・ショコラ2013所感
サロン・デュ・ショコラ2012の歩き方とJPHのバレンタインショコラ

posted by kncafe at 23:30 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー チョコレートデータベース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集

2014年01月25日

サロン・デュ・ショコラ2014

新宿伊勢丹で毎年1月の下旬に行われる、サロン・デュ・ショコラ2014、今年も行ってきました。

「ラ・マジ(magic)」がテーマである今年のSDCは大盛況。ショコラ人気もそろそろ下火になったりしないかな、という心配をよそに、行列になっている店舗もしばしばあり…ただそれがフランス発のこの時期にしか買えないブランドだけではなく、パティシエエスコヤマサダハルアオキ、そして失恋ショコラティエのショコラを再現したテオブロマなど、日本のブランドもとても人気があったのが印象的でした。

CCCというフランスのショコラ愛好者団体での日本人ショコラティエの評価も総じて高いようであり、2013年のアワードでは12人中2人も選出されているということからも、フランス随一ということはなくて日本でもショコラ愛好者達を唸らせるような美味しいチョコレートが食べられるんだなあ、という思いが年々強くなってきています。

その中で、私が今年買った「ショコラ」を紹介しておきます。


ダリケー(京都)
カカオ豆の焙煎からショコラの製造まで手掛けるこだわりのショコラティエ。インドネシア産のカカオを使用しているとのこと。


ここで面白かったのは、カカオ豆からチョコレートができるまで、自分で体験できるキット。カカオ豆から扱うメーカーならではのことではないでしょうか。詳細は、実際作る時にでも。


…となると、メーカーが作る「正解」はどんなものか気になるわけでして、3個入りのカカオ香る生チョコを購入。プレーン、ラム、オレンジピールの3種類のセットです。しばらく室温においたショコラのとろける味わいは最高でした。やっぱりプレーンが一番好き。

ナオミミズノ(京都)
毎年購入しているおなじみのショコラティエ。おいしいのはもちろんですが、ボンボンショコラ一つ当たりが、比較的大きめの作りになっているところも魅力的。


10個入りのシングルコレクションは、店舗で人気のあったショコラ1粒ずつの詰め合わせです。実店舗は京都の福知山で、滅多に食べられないから、心して食べないと。

フィリップ・ベル
クーベルチュールから製造しているフランスのショコラティエ。


先日、ショコラの頒布会でオランジェットを1本だけ食べたのですが、それだけでは物足りなくパック購入。

ベルナシオン
重厚で濃厚なタブレットは忘れ難く、年を重ねるごとに値上がりする傾向にも躊躇してどうするか悩みましたが、やっぱり買ってしまいました。



タブレットアマンディーヌ(2625円)。ここのショコラティエにはいつかフランスを車でめぐる旅をして、買い込みたいなあと考えています。


カカオマジック(京都)
カカオには加熱の行程が多々ありますが、こちらでは比較的低温でカカオの成分を損なわないように工程に注意を払い、こだわって製造。


この4個組のショコラは麻炭入りのブラック2個と、ローズ、バニラのボンボンショコラが各1個です。


味は、成分リッチで複雑になるかと予想していたら、意外にもあっさりとしています。ボンボンショコラの中身はガナッシュではなく、フレーバーをつけたマジパンのようなものでした。


ところで今回、会場の作りが変更されています。例年同時期に7階で開催されていたビーズマーケットがなくなり、コレクションBOXの販売、いくつかのショコラティエ、イートインスペースが設けられています。


イートインでは美瑛の牧場やVIRONのバゲットと、ボナのショコラのコラボレーションメニューなどが楽しめます。


美瑛ファーム×ボナショコラのソフトクリーム。ショコラの味が強かったため、ベースのミルクの良さがどうなのかわかりませんでしたが、キリッとビターでとても美味しかったです。


このコーナーで唯一テイクアウトができるVIRON×ボナのコラボレーションバゲット。残り2個のところをかろうじて捕獲し、家で食べました。


大きさはスマホ大で想像よりちんまりとしています。


中にはバターと小さめのタブレットがまるごとIN。食べてみると…これが口の中で見事にバゲット、タブレットで分離するんですね(笑 味はいいんですけどね〜、クロワッサンオショコラの方が一体感は楽しめるかもね。


これでもまだまだほんの一部なのですが、とてもではないけどすべてのショップを味わい尽くすのは無理です。また、人の波もすごいので、狙ったショップをいくつかピックアップして、イートインは何にして、ということをあらかじめ絞って行くことをおススメします。常設ショップが近くにあったり、オンラインショップで買えるのなら、わざわざこの時期に行かなくても、という考えもアリです。

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2013年02月28日

ショコラティエ パレ ド オールのバレンタインショコラ

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バレンタインの時には便乗して自分好みのショコラがないか、と探すことが多いです。催事が多いので、効率よくショコラティエを周るにはとてもいい機会です。

今年、ふと思い立って行ってみたのが、ショコラティエ パレドオール。東京には丸の内・新丸ビルに店舗がありますが、新宿高島屋の催事場で発見。以前丸の内のカフェに行った時のことを残していましたが、はちみつだけの甘さを使ったもの、リヨンの名店ベルナシオンを想起させるパレドール等、ここだけにない特徴的なショコラがたくさんあります。

催事で見かけたのは発泡性の日本酒を使った「ミズバショウ」、ガナッシュに生クリームを使わず作った日本茶味の「パレダルジャン」、そしてフランス産ワインをガナッシュに使用した「テロワール」。

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今回はこの「テロワール」を。こちらのショコラティエは酒系ガナッシュのショコラを色々なお酒をベースとして作っている印象があったことと、テロワールが高島屋限定のコラボレーションショコラだったというのも決め手でしたね。あと、4つのショコラはそれぞれ4種類の別なワインから作られていて、「利き酒」のような趣きがあることも、私にはツボでした。

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それぞれ左上、下、右上、下とボルドー(赤)、ブルゴーニュ(赤)、シャンパーニュ(発泡白)、アルザス(白)で、赤ワインガナッシュがビターチョコレートと、白がミルクチョコレートと組み合わされています。

ビターはビターなのですが、ミルクはかなり甘めですねー。全体にワインの味はかなりまろやかに抑えられているように感じます。アルザスの白には甘さが特徴的なゲヴルツトラミネール種を使ったワインが使われていたようですが、それを思わせる優しい甘さでした。

いずれも、個人的にはもっとワインの風味が全面に出てきても良かったかな。ぐあっとくるシャンパントリュフとかが好きな人(私か)には少し物足りない気がしましたが、パレドオールでは他にもアルコール飲料を取り入れたガナッシュを使ったボンボンショコラがたくさんあったはずなので、引き続きお気に入りを探してみようと思います。


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2013年02月03日

サロン・デュ・ショコラ2013追記

サロン・デュ・ショコラで入手したショコラの続きのお話です。

前記事で書いたもののの他に、毎年購入しているお店のショコラがありました。それが、ナオミ・ミズノさん(と洋菓子マウンテン)のショコラ。数年前の水野さんによるショコラセミナーを聴いてからのファンです。

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水野直己さんは2007年のチョコレートマスターズ選手権で優勝された実力の持ち主。味はもちろんですが、ショコラを使った制限時間内の造形制作などで評価されるもののようです。

本来は福知山のお店のみでの販売で支店はありませんが、このサロン・デュ・ショコラや、最近ではチャリティースウィーツなどのコラボレーションがあった時など、催事などの限られた期間で東京でも購入することができます。なら、買うしかないじゃない?ということで、見かけたら何かしら買っているという状態です。

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福知山に行った時に撮った店舗外観

お店一押しの杏と塩のショコラはミルクベースの優しい味に塩が加わることで、しっかりとした味になっています。他のフルーツや和テイストの素材を使用したガナッシュも美味しくて、一粒あたりが大きめなのも良い点。


そして、今年購入したのはこちら。

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レーヌ、という名前のボンボンショコラ詰め合わせです。
箱には立体的な蝶があしらわれているのですが、これにはワケが。

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箱を開けるとボンボンショコラで作られた4枚の羽根。味は2種類で2粒ずつ入っていますので、2人でシェアするのも良いですし、もちろん全部一人で2回ずつ味わいながら食べてもOK!

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大きい方がアプリコット。パート・ド・フリュイとガナッシュの二層仕立てであることがわかります。ゼリー状になっているおかげでアプリコットの濃い味わいを感じることができます。小さい方はアッサムノワゼット。こちらも二層になっていますね。下のノワゼット(ヘーゼルナッツ)プラリネの味がかなり濃くて、(おそらく上層の?)紅茶風味をほとんど感知せず。上層もプラリネっぽいシャリシャリ感があったのですが…「アッサム」が紅茶の銘柄を指していたのなら、もう少し紅茶っぽさが出ていても良かったかな。

実はこの箱にはもう一つ仕掛けがあって、

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中箱がフォトフレームになるんですね。こうした箱への仕掛けは今年初めてのものではなくて、去年購入したものはメガネケースになるとのことでしたので、こちらは本当にしばらくの間実用していました。…まあ、もともとショコラボックスですから耐久性はそれほどでもなく…残念ながら1年待たず壊れてしまいましたが(笑


そういえば、今年も一つだけセミナーに参加したんでした。

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フレデリック・アヴェッカーさんの「チョコレートバー」を作るセミナー。とはいっても自分で作る気はあまりなくて、パティシエのこだわりや味見をしに行ったようなものなんですけどね(笑 近年MOFを取得された、新宿伊勢丹には今年初出店となる店舗。「世界を旅するショコラ」と名付けられた、各国をイメージして作られたボンボンショコラには興味津々で買おうかどうしようか悩みました(結局今年は買わなかったんですけどね…)。

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低温でじっくりと焼いたサブレにバニラ風味のキャラメル、ラム酒風味のガナッシュという三層構造は、これを嫌う甘い物好きはいないでしょう!という黄金の組み合わせのように思います。とにかく美味しかった…。自分でこれを再現できるならぜひ作ってみたいと思えましたが、ジャンポールエヴァンカーヴァンソン辺りで似たようなものを調達するのが正解かしら?(笑
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2013年01月28日

サロン・デュ・ショコラ2013所感


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今年も毎年新宿伊勢丹で行われているチョコレートのお祭り(実質物販)サロン・デュ・ショコラ(以下SDC)に行ってきました。

今年は10周年だということで、例年以上に過去の催しを思い出していました。有料で各店舗のイチオシショコラを味見することができたサロン、毎年買うほどお気に入りだったのにいつしか出店しなくなり、日本で常設店舗を持つようになったブランド、新進気鋭のブランド、そして今年も例年通り変わらずデモンストレーションを行っているブランド。

変遷の中ではサロンがなくなってしまったのが特に残念だけど、そもそもサロンの存在意義が、気軽に味見できることで高級ショコラへのハードルを下げることを目的としていたと考えれば、ここ10年でかなり一般化したのかなぁと考えてみたり。今年は特に、1000円、2000円台から買える手頃なショコラがたくさんクローズアップされていたように思います。あまりマニアックになりすぎないように、10周年の節目に原点回帰かしら。

そして私自身ですが、以前は出店店舗を網羅しようとくまなく見て回っていましたが、今はお気に入りのものがちょっと買えればそれでいいや、という考えに落ち着いてきています。やっとまともな考えに落ち着いてきたといえばいいの?(笑


今回買ったものは、

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ベルナシオンの一番シンプルなタブレット ナチュール。水曜日に行ったらずっしりと来る従来サイズでシンプルタイプはもう売り切れでした。

ところで、去年までは商標の関係でダメだったと言われている「ベルナシオン」の名前が使えるようになったんですね。良かったよかった。

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パトリック・ロジェのタブレット ノワール アモンド。ローストアーモンドがお行儀良く並んでいるタブレットです。

ロジェさんのショコラはショコラ愛好者クラブジャポンの頒布品で毎年食べているのですが、なんというか…高級ショコラの中でもずば抜けて美味しいと思います。…というのはもっと美食家な先輩たちがそう評価しているから間違いないです(笑 いや、ホントにガナッシュの風味や食感、コーティングの艶やかさに至るまで完璧。でも、このクラブだと作りたてが食べられるから余計にそう思うのかもしれません。実はこれとても重要。ショコラ(ボンボンショコラ)は生クリームやフレッシュなフルーツやハーブなどが使われている生鮮食料品なのです。

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パティシエ エス コヤマのC.C.C.デギュスタシオンNo.5
フランスのショコラ好きの組織CCC(クラブドクロクールドショコラ)の品評会に出品したショコラの詰め合わせです。デギュスタシオン(テイスティング)という名の通り、よーく味わって食べようと思って買ったものです。こういうことが好きかどうか、贈り物としては人を選ぶものかもしれませんね…。


あともう一つ買ったのですが、それは他の情報と共にまた後日。


ショコラ好きは、いずれタブレット(板チョコ)に回帰して行くと聞いたことがあります。ショコラ以外の言わば「混ぜもの」が多いガナッシュの詰まったボンボンショコラより、ショコラ自体の特徴がしっかりはっきりと出ますので、私もここ数年はタブレットを買うことの方が多くなったと思います。比較的安価で買えること、賞味期限が長いことも魅力的。


もちろんボンボンショコラも大好きです。どうしても習慣と貧乏性から、2つ割りにして半分ずつよーく味わってしまうのですが、そういうことをあまり考えず、まとめて一気食い…などということもたまにはしてみたいものです(笑


おまけ。

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ある朝のおめざショコラです。
奥がベルナシオンの重厚なタブレット ナチュール、手前はカカオサンパカのハーブ風味なボンボンショコラ。中央付近がくぼんでいるのは水分が抜けてしまった証拠。もったいぶらず、こうなる前に早く食べろという良い見本です…(笑


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2012年10月22日

マドリッドのCACAO SAMPAKAで入手したボンボンショコラを実食

スペイン旅行編は終わったのですが、CACAO SAMPAKAで入手したショコラがまだ手付かずのままでした。1ヶ月して旅行記も書き終わり、落ち着いて涼しくなってきたところで「そうだあれ食べよう」と冷蔵庫にしまいこんであったものをごそごそ…。まったく、夏の暑さってヤツはショコラの保存にもショコラの消費意欲にも響きます。

あちらで入手したボンボンショコラの経緯はこちら。花とハーブシリーズってことらしいけど、ほんとに私の食べたかったローズは入っているんだろおか…これでなかったら泣く通り越して放心状態になるかもしんまい。

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パッケージはこのような。一見16個入っているとは思えないようなコンパクトさと簡素さ。

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開けてみると…どうやら8個2段組になっているようです。

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プラスチック容器は必要最低限かという大きさ。4個ずつ取り外しができて機能的。ふむふむ確かに16個。数はおk。だがしかし、ショコラの解説が書いてある紙が入っていることに期待したものが、入ってない…。ないのか…。ROSAはどれだROSAは。

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ってことで適当にピックアップした4つを食べることにしました。いちおう薔薇っぽさは上のトッピングで判断。これはそうかな、ってのとこれは違うだろう、っていうのを適当に混ぜてみました。


1個目…微かに香る花の匂い。これは知ってる。知ってる…あれ?ローズ?これがひょっとしてROSAか?うん、たぶんローズだよこれは…と何かを掴みかけた頃に終了。あれ?これで終わり?なんだかあっけなかったなぁ…。

2個目…これは香りと上に乗っているものから考えるとローズマリーのようです。

3個目…ん?花ってかこれはローズだろ!こっちかROSAは!いやでもさっきのも同じ味のに思えるんだけど。おかしいなぁ。

というところでふとさっきの箱の内容を思い出してみる。

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あー、
あーあー…
ア!!

これ1段目と2段目おんなじじゃん??イヤ模様とかトッピングとか、多少ムラがあるように思うけど、でもミルクはミルク、同じ模様、同じ表面トッピング…だよねえ。ってことはワタシは念願で貴重だったROSAをものの5分で2個も消費してしまったのか…orz orz

ちなみに4個目は山椒のようでしたよ。東洋的で鋭いスパイス。スペインのショコラに山椒が用いられるのかどうなのかは知らないけど。。

そもそもローズマリーやら山椒(?)やら、スパイスの香りが強く、香りの弱いものから凌駕していっているような印象を受けます。ガナッシュ部に香り付けされているだけならまだ他への影響は少ないと思うんだけど、上のトッピングがどうもハーブまんまで別の種類とアソートするには強すぎるのよね。うーん…。。

何であれ、念願のROSAを食べることは長年の悲願であり、これにて無事目標は達成されたのでした。ちょっと腑に落ちないものも感じるけどね…。食べた瞬間ふわっ!とくる香りを期待していたものが、ほのかに香る程度だったことがダメージの大きかった一番の原因ですね。

でも…もっと欲を言えば……今度はベストな保管コンディションの時に食べてみたいものです。

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なお、別の4種類を割ったところもアップしておきます。
基本は花とハーブですので、ナッツ系、フルーツ系の味は無しです。とりわけやはりハーブ系が多く、やや個性の強いショコラばかりですので、好き嫌いがあると思います。しかし中身がホワイト(ホワイトショコラガナッシュ?)のものは、意外にもまろやかであっさりとした味わいにホッとさせられたのでした。
posted by kncafe at 00:08 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー チョコレートデータベース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集

2012年03月01日

ナオミミズノの「メガネケースとして使えるショコラ」

先月のサロン・デュ・ショコラ(SDC)で購入したショコラが続々と食べ終わっております。ショコラには鮮度も重要なんだということを考え始めてから1回当たりの消費量が増えたので、今までにない勢いの減り方と写真の撮りだまり方でもう自己完結してしまいそうなんですが、ココにはショコラデータベースを蓄積するという目的もあるので頑張って書きます。

SDCではさまざまに趣向を凝らしたショコラにお目にかかれます。その多くはショコラ自体に細工がされているものですが、ナオミミズノでふと目がとまった白いケースと黒いケース。

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実はこのショコラ、食べ終わった後の空き箱は「メガネケース」として使えちゃいます。フラップのところがマグネットになっていてピタッとくっつくのです。私ねー、食べ終わった後のショコラの残り香があるボックスがなかなか捨てられないんですよ。
8個入りで4200円は結構いい値段なんだけど、こういう小洒落た細工がしてあるようなものならプラスアルファの価格でも納得。というか、それに惹かれたコンセプト買いだったりして。

もちろん、ケースだけに惹かれたわけではなくここのショコラはおいしいという前提もあるんですけどね。今年なんと言っても目を引いたのがタータンチェックの…伊勢丹柄をしたショコラです!見た目の華やかさ(派手さ?)の印象から味はまったく推測できないものだったけど、中はももの香りが高くフランボワーズの酸味がほんのり効いた、フェミニンで上品な味でしたよ。

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直径が3cmほどもある大ぶりなショコラです。その分厚さは控えめかな。でも2等分にしても十分に食べごたえがあります。ビターとミルクが見た目にもバランス良く配置されていますね。ミルクベースのボンボンショコラというと「杏と塩のショコラ」のしっかり甘めな印象がとても強いのですが、今回のシリーズはミルクでもそんなに甘さが全面には出ていなかったように思います。杏…は塩が入っていた分、甘さも増強されて感じたのかもしれませんけどね。

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奥の3つがナオミミズノ(手前はひらまつのもの)です。伊勢丹タータンを含む3種。
左からグラッパマスカット、ペーシュフランボワーズ、タタン。タタンは「タルト・タタン」をイメージされてのものでしょう。リンゴの風味がよく効かせてあるミルクガナッシュにはとてもインパクトがありました。

他に際立って美味しかったのがノワゼット。ヘーゼルナッツのガナッシュです。ナッツ自体の焙煎の強さなのかキャラメリゼなのか、まるで焙煎したてのようなナッツの香り高さ。

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そしていよいよ…食べ終わってメガネを入れてみたところがコチラ。
中底は若干起毛している素材でできていてクッション性も考えられているようです。

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普段持ち歩いているメガネケースがコンパクトサイズだということもあるんですが、特に横幅が広く作られていますね。男性用のメガネや、もしかしたら大きめのサングラスもいけるかもしれませんが、バレンタインのプレゼントと兼ねてこのショコラを殿方にプレゼントした方もいるのかしら。私ですか?もちろん自分用ですよ。ショコラを含めてね。むふふ。
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2012年02月23日

Hiramatsu(レストランひらまつ)のバレンタインショコラ

バレンタインの時期は過ぎてしまいましたが、来年以降の購入候補としてのメモ。

フレンチレストラン発のバレンタインショコラは、レストランのみでいただけるデザートとしてのものもありますが、いわゆる普通のボンボンショコラとして販売されているものもあります。今年はTwitterでフォローを増やしたためか?そういった情報がいくつか入って来ました。タテルヨシノ、ベージュ、ひらまつ…特に度々訪れるひらまつのバレンタインショコラがネットだけでなく直接購入できるということを聞いて気になりました。コース後の小菓子としてつけられるショコラはおいしくて、お腹いっぱいでも楽しみにしているもので…ただ、まさに食べごろといったような作りたての柔らかいトリュフなどは、物販には向かないでしょうから、どんなものが提供されるのか、そんな点も興味のポイント。


物販店舗…レストラン店頭でも買えたようですが、ひらまつ系列の「サンス・エ・サブール」が入っている丸ビルの1階に特設店舗が設けられていました。丸ビルは新丸ビル、近隣のブリックスクエアも含めて扱い店舗のバリエーションが豊富。常設ショコラティエとしてパレドール、カカオサンパカを擁していますからね。これにエシレという目玉も加えて(バター屋さんであってあんまりショコラって感じはしないのだけど)デパ地下とはまた一味違った魅力がありました。来年以降の選択肢が広がったな…。

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さて、ひらまつのショコラ。
6個入りと12個入りのものがあり、6個入り2100円の方を購入。12個入りは6個入りが2つずつ入っていて単価が少し安い。ショコラの外見としては同じショーケースに並んでいるサンス・エ・サブールの方が色も形も「にぎやか」な印象を受けましたが、オーソドックスなビターショコラ好きなワタクシは、ショコラボックスもどちらかというと地味な色合いを好むようです。

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HKのひらまつロゴ入りのショコラが入っていますが、これは形も大きさもレストランの小菓子で提供されているのと同じように見えます。そういう点では値段以上のプレミア感があると考えて良いかもしれません。

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左からオペラ、プラリネ、山椒のような風味のガナッシュ。
HKショコラは中身がプラリネでやはり全く同じものでしたね。オペラはキルシュ風味のマジパンがケーキらしさを演出。

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下段左から抹茶、フランボワーズ、キャラメル。

ああなんだかショコラというよりプチガトーのように思えて来ました。フレンチがとても恋しくなる…むむ、これが戦略なのか。購入した理由にはレストランの味をせめて家庭で、という意図もあったのですが、これでは逆ですね(笑 バレンタイン期間中に限らず常設してもいいのにな…と思ったショコラボックスでした。
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2012年02月14日

「Hirsinger(イルサンジェー)」はハレのショコラに

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2012年1月に銀座にオープンしていたフランスのショコラティエ「イルサンジェー」に行ってきました。

この時期限定で伊勢丹から販売されていた数年前からファンだったのですが、昨年突如そこから姿を消し小田急百貨店や渋谷マークシティで販売されたと思っていたら、銀座に開店のお知らせ。銀座はピエール・マルコリーニというベルギーのショコラティエの隣に店を構えることになったようです。どうやら輸入販売を手がけている代理店が同じようですね。
PR TIMESによるイルサンジェー銀座に開店の記事

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(往年のメンズショコラボックス)
以前はアソートボックスとして「メンズショコラボックス」というプラリネショコラのみを集めたものが存在していたこともあったためか、ここのショコラティエは特に男性のファンが多いようです。また、プラリネ以外のアソートボックスではベースはビターショコラな上、ハーブやスパイスの味がストレートで力強く、その辺りも男性のウケが良かった理由の一つかもしれません。

バレンタイン前の時期ということもあってか、お店には3人ほどの先客がありましたが、一見さんがふらっと入ってきたという雰囲気ではありません。ショコラ好きが目的を持って書いに来たという印象。

ショーケースにはアソートボックスはなく、単品を詰め合わせるスタイル。商品名とどんなショコラであるかという説明はありますが、値段の表示は一切なく、緊張が走ります。ボンボンショコラが10数種類の他、タブレット、パートドフリュイが少々。

今回は「プラリネを買う」ということを決めて来たのですが、やはり気になるのはお値段ですよね。向かって左のショーケースが1個600円、右のショーケースが800円…だそうです。ショコラの大きさは普通で、特に大きいということはありません。1個800円の声はネットでも聞いており、昨年のデパート催事での単価が1個600円だったので、この価格帯は予想していたことではありました。…でも高い!高いよ!これだけ単価の高いショコラが多種類並んでいるのは、なかなかないと思います。各ショコラティエの目玉であるような「贅沢ショコラ」は1個1000円を超えることもありますが、トリュフやワインなど使われている食材自体が高いことがほとんどですからね…。ただ、やはりものは試しですよ。買うと決めてきたことですし、ヘーゼルナッツ、アーモンド、カシューナッツのプラリネを購入。


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神経質なほど尖った真四角も、カシューナッツの三日月も懐かしいです。2年ぶりの邂逅かしら…。

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ナイフを入れるとさくっと割れて、ぎっちりとしたプラリネの層が現れます。この一片が300円…とここで緊張はしません。毎シーズン買っていたものですからね…ただし単価は半分でしたが(笑

記憶していたとおりナッツの風味が豊かで、やや粗めに挽いたシャリシャリ感も好きです。甘さの加減といい、プラリネの美味しさでは私の中ではダントツの1位なんですよねー。ただ、この値段は…残念としか言いようがないです。数が出れば下がるというものでもないんだろうなぁ。常食ではなく「ハレ」のショコラですね。日本で本国から直輸入のものを常設で買えることになったのは、喜ばしいことですね。
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2012年02月10日

ジャン・シャルル・ロシューのカルーセルを回してみた

前日記「ガジェ女が学ぶ、おいしくスイーツを撮るコツ。」の番外編です。


私が普段撮るスイーツで圧倒的に多いのがショコラ。でもね、被写体としては地味なのよねえ。。色味はほとんど茶色から黒でしょう。カラフルなものもあるけど、そういうのは味が好みじゃないことも多い。


今回ガジェ女の撮影会に持ってきたのはこのショコラ。


ジャン・シャルル・ロシューのカルーセル。去年か一昨年伊勢丹のサロン・デュ・ショコラに初めて販売されたもので、ショコラ好きの間でも「回してみたい!」と評判になっていたもの。もともとは同様のメカニズムを持ったチーズ削り機というものが存在し(ikukoさんに教えていただきました)、それをショコラティエがショコラで再現したものです。削り機付きで1台6300円、ショコラ部分がなくなれば3150円で購入することもできます(ただし日本で通常時に販売はされていません)。なお「今年らしい」点は、ピンクの上がけショコラとその上に散らしてあるアラザンです。従来品はこれがなくシンプル。

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直径10cmほどの固まりを専用機器にセットします。よく見るとショコラは固いビターショコラのカップに乗っているため、機器底部の抑えであるツメに押し込むのが一苦労でした。セッティングが完了したら、この上のレバーを…ikukoさんに回していただくことにしました。

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上にのっていたアラザンは削られずコロコロ。

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やはり周りへの散らばりが激しいので、大きめのお皿に乗せて続けます。削片もだんだんと落ち着いてきました。

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削ったショコラはピンクの上掛けが縁どりになってカーネーションのようです。薄片であるため、口どけは最高。ふわっと溶けます。

味はジャンドゥーヤというかプラリネというか、ナッツの風味が強くて甘みも強いショコラです。削って細かなカスカスにならないだけのしなやかさを持ったショコラに仕立てるには、ある程度の脂肪分や軟度が必要なため、このような味に落ち着いたんでしょうね。

味は特徴的と言えるまでではないですが、こうした大人数での集まりには楽しめること請け合いです。ショコラがなくなったらチーズをセッティングすれば…と思うのは私のイタズラ心でありますが、ちょっとこれでいけるかどうか調べてみようと思います。
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2012年01月30日

サロン・デュ・ショコラ ショコラセミナー2012「フィリップ・ベル」

サロン・デュ・ショコラの会期中、新宿伊勢丹7階のバンケットルームでは、ショコラティエによる「ショコラセミナー」が開催されています。


今年はフィリップ・ベルさんの回に参加。ベルさんはショコラバリー、ヴァイスを経て独立されたそうで、本店はモンブリゾンですがリヨンに2号店をお持ちです。フランスでもショコラのベースから自分で作成されるショコラティエは少ないのですが、その数少ないうちの一つがベルさんのお店。

実はベルさんのセミナーには2年前に参加させていただいています。その時はショコラの製造過程を順を追って詳しく話され、実直な職人気質の方なのかなぁという印象を持った記憶があります。また、リキュールそのものが入ったようなリキュールボンボンはお酒とショコラが両方好きな人にとってはたまらない味でしょう。
(2年前の記事:サロン デュ ショコラ セミナー「フィリップ・ベル」


ベースのショコラの作り方は前の記事に譲りますが、強調されていたことは、カカオの実が食べられるようになるまでかかる手間ひま、そしてカカオ産地と消費国との生活水準の差…。


今回の試食は大きく分けて2つ。まずは砂糖を加えていない「ショコラの素」を。奥左から白いものカカオバター、そして黒いものがコートジボワール産、ヴェネズエラ産、サオトメ産のカカオマス…カカオマスはいずれも砂糖なしなので、いかにもおいしそうにツヤツヤしていますがとても苦いです。これらの「利きショコラ」をして特徴の違いを実感します。

カカオバターとは豆をプレスして絞り出て来るもの。搾りかすがココアパウダーになります。カカオバターは例えばリップスティックなどの化粧品に使われていますが、体温(37℃)で溶けるため昔は座薬に使われていたのだとか!味わいも、甘くない、ホワイトチョコの風味を持った油ですね。ショコラを作る際、カカオマスに砂糖を加えるだけでは硬いので、カカオバターを加える必要があります。ショコラノワール(ビターチョコレート)はカカオマス、砂糖、カカオバターで構成されています。

コートジボワールは一番オーソドックス。「食べ慣れたチョコ」の味で最初から最後までフラット。
ベネズエラはスモーキーさと華やかさ両方持っています。香りも味も食べてしばらくしてじわじわ来るような感覚です。
サオトメはもっと野生的で攻撃的。酸味も強い。


カカオの種類は、フォラステロ、トリニタリオ、クリオロの3種類があります。アフリカはフォラステロ種の栽培が多い、力強く男性的なイメージ。トリニタリオはクリオロの繊細な香りとフォラステロの力強さを合わせ持っています。そして希少なクリオロは香りの良さにトマトのような酸味などが特徴的です。

カカオの生産が多いのはコートジボワールとガーナ。南米ブラジルはプランテーションが病気で一度打撃を受けたのですが、最近また復調して来ているとのこと。アジアではインドネシアが主要生産国です。また、カカオ豆を焙煎する時の温度も産地によって差を付ける(中南米のものは香りが繊細なので、温度が若干低めなど)

なお、アジアはカカオの代わりにもっと高く売れるヤシの実が植えられるようになって来ているようですが、ショコラ好きとしてはちょっと寂しい気もします。



こちらは次の試食。ベルさんのボンボンショコラから3種類を試食できるのです。食べる順番までレクチャーを受けています。

ショコラは脂肪分が豊富で生クリームも使用されていることもありますので、適温は20〜23℃の室温。20℃以下で食べるのはオススメできないとのこと。今回はプレゼンの途中で配られ、まさに「食べ頃」。

まずはフレーズココ(手前)。ココナッツのガナッシュにイチゴ(フランボワーズ?)のパート・ド・フリュイの2層で構成されています。表面のココナッツファインが食感と風味のいいアクセントです。ココナッツが強すぎてバランスを崩すということもなく、美味しいです。

次にSDC10周年記念として作られたコリアンダーのプラリネとライムのガナッシュのボンボンショコラ(真ん中)。
ライムがキリッとしていてプラリネなのにすっきり。ライムのガナッシュの層の方がちょっと厚いような気がします。

そして最後にセミリキッドキャラメルからキャラメルカフェ(奥)。
中には流れ出るようなキャラメル!コーティングは厚めでショコラの香りや苦味もしっかり残ります。半円のドーム状にセミリキッドキャラメルが入ったものはよく見かけますが、こうしたきれいな円形のものはフランスのショコラでは比較的珍しいような気がします。

ブースで販売されていたセミリキッドショコラは水曜日(初日)に売り切れてしまったようです。来年買おう…。この日は開催4日目でしたが、この時点で10種類のうち8種類売り切れており、リキュールボンボンとボンボンショコラ詰め合わせしか残っていませんでした。会期中売り切れ御免なのは仕方がないですが、これでは欲しくても買えなかった人がたくさんいたのでは…売れ筋だけでも来年はもっとたくさん仕入れて欲しいものです。 


しかしそれも、ベルさんのブースが大盛況だった証拠の一つではないかと思いますので、そのことは何よりです。SDCが終わってもヴァレンタインまでの期間はベルさんのショコラの一部は買えるようです。
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2012年01月28日

サロン・デュ・ショコラ2012お買い物リスト

厳選されているからどれも欲しい。見れば見るほど目移りする。そんな魅力的なショコラ達から、今回私が色々と考えた末購入したのはコチラ。


ジャン・シャルル・ロシュー カルーセル 6300円
食べるところは200gのショコラの塊。それに削り機がついています。ショコラだけが3150円で売っているから、削り機だけでも同じく3150円。今年の新作としては、表面がピンクのコーティングとアラザンで装飾されているが販売されています(ただし味は同じとのこと)。



ジャン・シャルル・ロシュー ボンボンショコラ4個入り2100円
毎年気になっていたものをやっと今年買った、という気分です。実はこの中に含まれている赤くスタンプされているショコラについては数年前食べたことがあります。これは「メーカーズマーク」というウィスキーが使用されているボンボンショコラ。かなりお酒の味がストレートに出ていて、私の好みにはとても合ったので密かなお気に入りになっていました。ですから、このショコラが目当てで買ったと言っても過言ではありません。


ベー・ドゥ・リヨン タブレットナチュール 2100円
ベー・ドゥ・リヨンのタブレットから、一番オーソドックスなタイプをチョイス。タブレットの裏に彩色が施してあるものも惹かれるんですが…実際に食べてみると彩色により味が変わるということはあまりないので、今回はナチュールだけにしました。ここのショコラの重厚さってクセになるよねえ〜。

以前のベー・ドゥ・リヨン記事はコチラ。
サロン・デュ・ショコラ2011 プレビュー
サロン・デュ・ショコラ2011 トークショー&デモンストレーション「フィリップ・ベルナシオン」
激レアのフランスショコラ「ベルナシオン」まとめ
サロン デュ ショコラ 2010 プレビュー


エルセイボ タブレット・ボリビア1260円(右)ヘリテイジ・カカオ1470円(左)
去年も全く同じものを購入しましたが、気に入ったので今年もリピート。これはショコラloverのayumiさんが去年ブログでご紹介されていたのをきっかけに購入したものです。ボリビアの方はボリビア産の栽培カカオが使用されていますが、ヘリテイジの方は野生のカカオが原料という珍しいもの。

どちらもカカオ分が75%ですから、純粋に原料のカカオの違いを感じることができます。ちなみに、ヘリテイジ…の方が酸味を強く感じますが、風味や香りにも個性があって特徴的のように思います。

会場で購入したショコラはこんなところですね。アラ…アイテム数としては意外と少ないかしら。オンライン購入分もあるので、ちょっと躊躇したということも否定できません(笑 それに一番大きな要因は、プラリュやファブリス・ジロットなど、数年前まではほとんどこの場でしか購入できなかったものが、常設店舗を持っていつでも買えるようになったこと。これが一番大きいかもしれません。また、元々こんなにショコラに興味を持ったきっかけというのは、頂き物のジャン・ポール=エヴァンのマカロンだったのですが、それからいろんなブランドの様々なショコラを試してみて、結局は一巡して戻って来た…ということも言えるのかもしれません。

とは言え新しく挑戦するブランドもありますから、今後はお気に入りを大切にしつつ、話題のショコラもちょっと試してみるというスタイルがいいな…と考えています。
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2012年01月26日

サロン・デュ・ショコラ2012の歩き方とJPHのバレンタインショコラ


1月25日から30日まで新宿伊勢丹で開催されている「サロン・デュ・ショコラ」。年に一度のショコラのお祭りです。会期前日に行われるプレビューと1日目にはショコラティエがブースに立っていることも多いので、まさに「顔が見える」ショコラ。
(会期前に書いた別記事:サロン・デュ・ショコラ2012に備える

例年通り通路をすれ違うのもやっと、といった混雑ですが、今回はどこかが鬼のような行列を作っているというよりも、皆さんそれぞれ好みのショコラが決まっていて、それを探して買いに来ているといった印象を受けましたが…行った時間帯などのタイミングにもよるのかなー。


1日目で売り切れが出ているなーと気づいたところは、
・フィリップ・ベル
・パティスリー・キュブレー アサミ ヨシノリ
・パトリック・ロジェ
・パティスリー・エス・コヤマ

ベー・ドゥ・リヨン(ベルナシオン)は意外にも、1日目の夕方にはタブレット・オランジェット以外はまだ全部あったようです。新発売当時に目立ったジャン・シャルル・ロシューのカルーセルもまだあり。ユーゴ・ヴィクトールも並ばずに買えていたみたい。週末になるとまた混雑度合いは違ってくると思いますけどね。

イートインは、やはりショコラバーのようなものはなく、会場内着席で食べられるところはジャン・ポール=エヴァンと、神戸北野ホテルとベルナール・ロワゾーとの「世界一」の(?)コラボレーションショコラを置いている、メインエントランス突き当たり付近の場所の2箇所。

食べ歩き用のデザートとしては、
・ゴディバ(ソフトクリーム)
・ピエール・マルコリーニ(パリブレスト)
・ベルコラーデ(ショコラドリンク)
・100%チョコレートカフェ(ショコラドリンク)
・アンリ・ルルー(ショコラドリンク)
・サダハル・アオキ(東京焼きマカロンショコラ)
見落としはあるかもしれないけど、こんなところだったでしょうか。

ショコラのパルプ(実)の部分のドリンクなど奇をてらったようなものはなかったのですが、ショコラ・ショーやボンボンショコラのような「普通の」ショコラをいただける場所がなかなかなかったのが寂しく(商品を買って食べてくださいということなのでしょうかね〜)、会場を後にして地下1階食品売り場にあるジャン・ポール=エヴァンのカフェに寄って帰りました。


ヴァレンタイン限定、ということで4個入りボックスから3つと、ショコラ・ショー(パリジャン)のセットをオーダー。



セリュル(写真右)
フランボワーズのガナッシュショコラと洋ナシのジュレが入っていますが、香りフランボワーズ、味洋ナシといったところ。やはりジュレにインパクトがあるんでしょうね。

ルージュクール レ(写真奥)
グレープフルーツの香りはほとんどせず、ノワゼットが強いです。カリカリ感が心地よく、食べている、という感じがします。

クレ(写真左)
グレープフルーツの姿はどこにも見えないのに、香りと苦味がグレープフルーツそのもので、ショコラのまったり感が楽しめます。今回の3種ではこれが1番驚きましたが、カレへの贈りものにするならやはりルージュクールかな。味にも納得です。


季節限定ショコラは他にも。

会場で買い食いするもよし…ただ、悩みどころは落ち着いて食べるところがないことなのよねえ…。JPHのカフェはイベント限定ではなく常設ですが、意外と穴場かもしれませんので、ここで一人SDCを愉しむのもいいかもしれません。


私が何を買ったのか?についてはまた別途書こうと思います。



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2012年01月20日

サロン・デュ・ショコラ2012に備える

バレンタインの時期が近づいてきてショコラ関連の広告や記事が増えてきたという印象があります。ショコラ好きとしては本当なら年中ショコラフィーバーに浮かれていたいところですが、世間一般にはそういう風にはいかないようで(当たり前

バレンタイン前のこの時期に楽しみにしているのは、新宿伊勢丹で来週開催される「サロン・デュ・ショコラ(SDC)」。以前から日記を読んで頂いている方には「ああまたknがトチ狂う日ねw」と思われていることでしょう。なっそうだろ。
(会期中行った記事はこちら:サロン・デュ・ショコラ2012の歩き方とJPHのバレンタインショコラ

今年は伊勢丹で開催されるようになってちょうど10周年だということで特に気合いが入っている様子です。私が会場に足を運んだ年を思い出すと、開催2年目から行っておりもうそんなに経った(歳をとった)のかぁと感慨深い。


そんな今年ですが、もういくつかはオンラインで購入済み。


まずはユーゴ&ヴィクトールの「ショコラ・カルネ」。
このショコラティエは昨年初出店でしたが、いつ通りかかっても行列ができていて、あ、列がなくなったと思ったら売り切れていたというお店。いったいどんなショコラに行列をしていたのか興味があったので早々に捕獲することにしました。


そして、パティシエ・エス・コヤマのボンボンショコラ16個の詰め合わせ(写真はショコラアワード出品の5個入りのもの)。
このショコラティエは兵庫にあるパティスリーですが、昨年フランスで行われた「ショコラアワード」による評価で初出品にも関わらず最高評価の5タブレットが付けられたという輝かしい栄冠があります。

ちなみに日本人では他にサダハル・アオキ氏が受賞されています。他のメンバーはジャン・ポール=エヴァン、パスカル・ル・ガック、ファブリス・ジロット、フランク・フレッソン、ヴァンサン・ゲルレの各氏が受賞して…SDCでもおなじみなさすがの面々ですね。7つのショコラティエのうち4つは日本に常設店舗がありますから、日本ってすごい。


そして「パトリック・ロジェ」。
一際目を引くエメラルドグリーンのボックスに整然と並んだショコラ。ティファニーを思わせるような美しさ、そして高価さ。
ショコラ愛好者クラブジャポンでも頻繁に登場し、私は今まで食べた中で1、2を争うくらい美味しいのではないかと思ったフランスのショコラティエです。ここのところ出店がないどころかモノ自体買いつけられていなかったようですが、数年ぶりにSDCに出店されるとのことで楽しみにしています。ただ、こちらは迷った末オンラインでは購入しないことにしました。会場で見てから買うかどうか決めます。


他には行列必至である「ベー・ドゥ・リヨン」(ベルナシオン)のタブレットを購入しようと思ったのですが、販売開始から数時間後にサイトを覗いたらもう売り切れ。。。でももう今年はここのタブレットを買うために2フロアくらい下まで続く大長蛇に並びたくないなぁ…どうしよう。


何だかんだと買ったりソソられたりしていますけど…Twitterでフォローしているショコラティエも書かれていたのですが、所詮味覚というのはmajorityはあっても「絶対」というものは存在しませんから、ある程度のレベルをクリアしたものについては自分が美味しい、リピートしたい、と思うのが本当に幸せになれるショコラではあると思います。まっそれでも目の前にニンジンをぶら下げられたら、それが本当に美味しいニンジンなのか考える隙もなく食いつくと思うんですけどね…(笑

それぞれのショコラティエのバックグラウンドやショコラのメイキングなどは、


サロン・デュ・ショコラのオフィシャルムックにも載っています。

なお、開催前日にはiカード会員限定のプレビュー(購買日)があるのですが、ここの混雑がまたすごいんですよねー…。この日に販売される分は数量が限定されているそうで、プレビューで売り切れたものが翌日の一般開催日に行ったら在庫があったなんてことも…。これでは正直なんのためにプレビューに行くのかわからないのですが(笑 今年は仕事のスケジュール上プレビュー半日と週末にしか行けそうにないという罰ゲームです。限られた時間で楽しむために、体調は万全に整えようと思います。

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2012年01月03日

GODIVA刺繍入りバッグつきMook本を購入

先日、買い忘れた年越し用品を買いに寄ったスーパーで偶然こんなものを見つけた。

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GODIVAのMook本。
GODIVAのロゴ入りバッグ付きです。以前このような付録が付いた雑誌を購入したことがあり記事にも書きましたが、そちらは女性誌の付録としてついていたもので、こちらはMookなのでまるごと一冊GODIVA特集です。


GODIVAっていうと、ショコラ好きなら一度は通る道じゃないかなって思います。私がGODIVAの存在を知った当時は今ほど高級ショコラが市民権を得ていなかった頃で、お店でもあんまり選択肢がなかったような気がするんですよね。そんな時「本気度」を見せるために、ドキドキしながら(高かったので)GODIVAのショコラを手にしたことを覚えています。

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内容はショコラの歴史からGODIVAショコラのメイキング、そしてちょっと早いですが2012年のバレンタイン限定ショコラの紹介まで幅広く、ショコラ好きは眺めているだけで幸せになれると思う…。クリスマス限定ショコラボックスのことも載っていたので、もう少し早くこの本を知っていればな〜と思いました。


それにしても、GODIVAは年々包装がおしゃれになってきている気がします。詰め合わせBOXにはクリスタルビーズの装飾があったり、ラブリーなイラストが描かれていたり…想いの殿方に差し上げるというよりも、自分用や友達用に購入する人の方が多いのかもしれない。


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それで、これが気になる付録のバッグです。

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カレドショコラを形どったチェーンアクセサリーは裏面が鏡になっていて、お洒落なだけではなく実用的。そこそこの重量があって安っぽくないです。


カバン自体は…生地が薄めなのは仕方ないにしても、ベージュに金刺繍と、よく見ると持ち手のところもパールがかった金色でシックです。

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以前の女性誌付録のGODIVAバッグ(背面)と比べると全然系統が違いますね。以前のものは内ポケットが付いていたのが地味に便利だったのですが、今回のはナシ。比較してしまうと色々と贅沢が出てきてしまうものですね。




大きさとしてはランチボックス+αってところかな。醤油などを染みさせると目立ちそうなので、気をつけて使おうと思います。
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2011年11月20日

サンパカ のち JPH(ジャンポールエヴァン)

寒くなってくるとがぜんショコラが恋しくなってきますが、この日も目的はあつあつのショコラ・ショー(ホットショコラ)を飲むことでした。ちょうど表参道辺りに用があったので、裏道にあるカカオサンパカに昼過ぎに訪問。

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南青山店のショーウインドー。この日はちょうどハロウィン。

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ショコラ・ショーを飲みに行ったのに、まんまとランチを食べてしまう。スープセット、サラダセット、パスタセット、サンドイッチセットなど5種類ほどあり、どれも1200円か1300円で食べられます。ドリンクが付きますが、ショコラ・ショーは選べず、+αで変更することもできず、単品で買わなくてはダメ。残念。

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でも食事が終わったのを見計らって供される、2種のタブレットから一かけずつ。冷たい状態で運ばれてくるのがうれしい。

肝心なショコラ・ショーは?…テイクアウトにしてしまったので写真を撮り忘れました(笑 テイクアウト用の紙カップだしね…(笑 ここのショコラ・ショーは70%ショコラを使用しておりかなりビタ−。

すっかりショコラづいてしまったので家でも飲みたいなーと思い、道中急遽寄ったJPH(ジャン・ポール=エヴァン)。

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120g缶、1800円くらいだったかな?これで6杯分だそうです。1杯当たり300円と思えばお買い得な気がします。

こうしたもろもろっとした粗い粒が入っています。てっきりココアパウダーが固まったものなのかなーと思い少しそのまま食べてみたら、なんとこれ普通に食べるショコラそのものでした。それがショコラ・ショーを作るのに便利なように細かく砕かれているんですね。作るのはお湯でなく牛乳がオススメとのことで…

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カップにティースプーン山盛り1杯から2杯を入れて、

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なるべく少ないホットミルクで練ります(写真のは入れ過ぎ)。

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そして少しずつホットミルクで伸ばすとできあがり。最初に練る段階で十分になめらかにしておかないと、後で小さな粒子状になって浮くのでその点を注意した方がいいと思います。

家で飲むショコラティエのショコラ・ショーは、牛乳に何を使うかによっても違う味わいが楽しめそうですね。
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2011年10月20日

ベルギーに近い?デンマークのショコラ「Anthon Berg」

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北欧出張帰りの相方がたんまりショコラ土産を買ってきてくれました。

Anthon Berg」はデンマークのショコラティエ……スウェーデンに行った時によく見かけたのでスウェーデン製かと思ってよく見たらデンマーク製だったという。ウェブサイトを見てみると「デンマーク語」「スウェーデン語」「英語」の表記があるから、スウェーデンでもポピュラーなのかもしれないですね。

商品のイメージとしては「GODIVAが手頃になったようなもの」。
フランスのボンボンショコラのようにガナッシュの上からショコラをコーティングしているのではなく、型に流し入れてきっちりと成形されているもののようです。この辺りがベルギーのショコラを思い起こさせます。また、一粒のショコラが大きい。ただ、円盤状に成形されたマジパン(とジャム)にショコラコーティングされたもの(これもでかい)は、この辺りのショコラ特有…なのかな。よくお茶うけに用意されています。

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REMY MARTIN入りのショコラと、

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コアントロー入りのショコラ、それに72%CACAOタブレット。

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酒のフィリング入りのショコラはこんな感じ。常温でも中身が流れ出すほどではなく、コーティングは厚め。コアントローはオレンジリキュールということもありますが、ショコラ自体もちょっと酸味が強いかも。

意外においしかったのがこれ。

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トラディショナル・バニラ・ファッジ。

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キャラメルのような外観ですが、とても歯切れがよい。風味はバニラというよりキャラメルですね。茶語(チャユー)にティーロードキャラメルというのがあるのですが、それに似ています。お茶うけ用に作られたこのキャラメルはコーヒーでも紅茶でもお茶でも好相性。
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2011年09月14日

「スイーツキャンドルプロジェクト」で出会った宮城県の日本酒を使ったスイーツ

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銀座三越で昨日までスイーツキャンドルプロジェクトという催しが開催されていました。


9月7日(水)‐13日(火): 銀座三越にて開催
9月21日(水)‐27日(火):新宿伊勢丹にて開催

来週にはまた新宿伊勢丹に場所を移し、開催されることが決定しています。


この催しは、ショコラティエ パレ・ド・オールの三枝シェフが発起人となり、宮城県の日本酒を使ったスイーツを販売し、被災地を支援しようというプロジェクトです。

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スイーツキャンドルプロジェクトのエンブレム。

何を通して支援…ということは私自身はあまり意識してはいないのですが、参加シェフが魅力的だったので足を運んでみました。三枝シェフがショコラティエということで、参加パティシエもショコラが得意な方が多めなのも私にはポイントが高いです。

伊勢丹での開催期間にも行く予定です。


今回私が購入したものは、

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この2点。

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「マカロンドール」水野シェフ(洋菓子マウンテン:京都・福知山)

日本のサロン・ド・ショコラに出店されていたことで知っていたパティスリーです。和素材を使ったショコラがお気に入り。2010年の四国一周旅行の折には、神戸滞在中に福知山の本店まで行き、ケーキとショコラを買ってきました

こちらからは川敬商店の黄金澤を使用したマカロン。5種セットで1260円です。

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抹茶、カシスバイオレット、ブラッドオレンジ、キャラメルトンカを頂きましたが、全般にマカロンの生地の部分に日本酒の風味を感じます。パッケージを開ける時、最初の一口…ふわっと甘くフルーティに香る感じです。このあたりはさすが純米大吟醸?

クリームはショコラをベースにしておりいずれも濃厚な味。マカロンとガナッシュを一度に楽しめるのでうれしいですね。

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「利き酒ショコラ」三枝シェフ(ショコラティエ パレ・ド・オール:大阪)

こちらは6種類の日本酒を使った利き酒セットで1575円。デコレーションが普段のショコラにも増して美しいです。これはまだ食べていません。

三枝シェフはおそらくご自身でお酒が好きなんだろうと思いますが、お店に並んでいるボンボンショコラもウィスキーやワインを使用したものが複数並んでいますので、この利き酒セットもとても楽しみにしています。
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2011年06月22日

ショコラ専業「ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ」の優位性とは

仕事の入った土曜日・・・。あいにくの梅雨空で、六本木にもしとしとと雨が降っておりました。せっかく外出をした折、以前、カフェスペースで比較的お手頃価格なショコラをいただけると聞いた「ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ」に行ってみようと思いました。モンサンクレール、自由が丘ロール屋、和楽紅屋など、数々のパティスリーブランドを持っている辻口シェフのショコラティエ専業店。

六本木のショコラティエというと、ミッドタウン側にはジャン=ポール・エヴァン、サダハルアオキ、トシヨロイヅカ、Nokaと数多くありますが、ヒルズ側にはあまり思い浮かぶものがないんですよね。

空模様にも関わらず、待ち合いには2組のお客。並んでみたものの、あまり回転が良くはない。ジャン=ポール・エヴァンだって良くないですものね。もともと席数が少ないこともありますし。狙いはショコラ3粒+カフェで1050円のメニューだったのですが、途中で路線変更をしてイートインはやめ、併設されたショップでショコラを買って帰ることに。

だいたい一粒270円と、そこそこ手頃なお値段。後は内容です。5年ほど前に何度か来たことはあるものの、そのころは相対的に評価できるほど他のショップのことを知っていた訳でもなかった。その頃は1粒1000円するトリュフ・ショコラのようなイロモノにココロを奪われていたように思います。

今回買ったのは以下の6粒。

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左から、ジャポネ(抹茶)、クリオロ、アリバ。
ジャポネは日本の素材を使ったショコラ。抹茶の他にユズ、ゴマがあります。抹茶の味が濃すぎず薄すぎず、抹茶ミルクの様。

クリオロとアリバの二つはプレーンなビターガナッシュです。クリオロはさすがに華やか。タブレット(板チョコ)ではフルーティでトマトのような酸味を感じるクリオロですが、私はガナッシュにした方が好きかな。アリバの方はワイルドで後味がすっきりとあまり残りません。

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左から、ルステック、バッカス、ルション。
ルステックはヘーゼルナッツのプラリネ。粗いヘーゼルナッツの粒はキャラメリゼされていて、結構カラメルの風味と苦さが目立つ気がします。そのおかげか内部はジャンドゥーヤなのにすっきり目に仕上がっています。

ラムレーズン入りのバッカスは、ラムレーズンそのものの細かい粒が入っています。お酒を感じる大人の味ですね。

ルションは赤ワインのガナッシュ。装飾ほど鮮烈な味ではないです。ビターより少しミルク分多めなガナッシュで、柔らかい酸味と言った感じ。


ガナッシュはどれも作りたてのような滑らかさです。店員さんは1階と2階を行き来していたので、2階に工房があって作りたてが提供できるのかな?それともショコラティエ専業だから商品の回転が良いのか、流通に耐えられるものを作る必要がないのでやわらか目に仕上げられるのか・・・?素材の良さなどは言うまでもなく、口どけもショコラの味を決める重要な要素ですし、価格ともバランスがよく、種類も豊富。どうしてもトリュフ入りショコラが目立ってしまいますが、「普通」のボンボンショコラは普通以上に美味しいと思います。


ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ ケーキ / 六本木駅麻布十番駅乃木坂駅

昼総合点★★★★ 4.0


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2011年05月07日

フランクケストナーのキャラメルサブレタブレット

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今頃ですが、SDC(サロン・デュ・ショコラ)で購入した一品であるタブレット。もったいなく食べずにいたらうっかり賞味期限が切れていました。そのせいか、大切なショコラに亀裂が・・・!味わい・見た目を損なわないためにも早く食べなきゃダメですね。

いや、生チョコなんかは特にそうです。一度サティーの生クリームたっぷりの生チョコを食べずにおいたら、うっすらとカビが生えて泣く泣く捨てましたぜ。高級ショコラは生鮮食品であるということを実感した瞬間でした。話がそれますが、サティーの生チョコはとても美味しいです。成城石井にも似たようなものが売っていますが、一緒に食べ比べてみると、やはりサティーのものの方が上品だなぁと感じます。

さて、このタブレット。フランスの若きショコラティエ、フランク・ケストナーのものです。大きさは9cm×9cmほどと小ぶりであり、値段は945円と抑えめ。しかも「タブレット」には珍しく、中にキャラメルとサブレがサンドされているというものだから、味見のつもりで購入しました。ちなみにココのショコラはヒマワリの種のプラリネが入ったボンボンショコラしか食べたことがありません。毎年見かけているのになぜかあまりご縁がなかったショコラティエであります。

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割ってみるとサブレと伸びがあまりないキャラメル状のものが。キャラメルは購入したてに食べていたらもう少し水分多めな感じだったのかもしれませんが・・・今となっては分かりません。ただ、サブレがしけたような感触ではなかったので、元々こんなもんなのかな。

パッケージにベースとなるショコラのカカオ含有量が66%と明示されています。これが全体をよくまとめていて、中にキャラメルが入っているにもかかわらず、残る後味はビターなショコラですね。今日は甘いものにしよう、とこれをピックアップすると、んー・・・ちょっと違うかな。と思うかもしれない。

これは別にけなしているわけではなく、ショコラ好きにとってはショコラの味を損なわずキャラメルとサブレも楽しめるという良品だと言うことです。しかも1枚アンダー千円ですよ。買いですね。もっとも、私がこれに惹かれるのは、私がキャラメルも大好きだということに因るのかもしれません。
(でもあくまでも嗜好度としてはショコラ>キャラメルです)
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2011年04月28日

装飾もカワイイBABBIのチョコレートは贈答向き?

私はチョコレートが好きなので、チョコレートはチョコレートのまま食べたい派です。そういう意味では、あまり「チョコレート」という感じがしない「BABBI」のチョコレート(くどい)。バレンタイン時期の百貨店の催事スペースには必ずお目見えし、一個600円ほどもする値段に高いなぁと見送っていたブランドです。

同僚が好きだというので、お世話になっているお礼ついでに自分でもこの機会に食べてみるかぁと思い購入・・・新宿高島屋店で、っていつの間に入ってたのよ。最近新宿高島屋あんまり行かないのでわからないのよ。

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贈答用には外袋からしてわくわくするようなパッケージ。どちらかというと殿方にっていうよりは友チョコに向いてるように思う。10代〜20代前半が好むようなイメージなんだけど、自分はどうだったっけ?

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外側のケースはシリコンでしょうか、ぺらぺらとして弾力がある。

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1個ずつしっかりと個包装されたものが3つで1690円。数あまたある高級ショコラでも3つでこの値段というのはなかなかないかも。

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ただ、サイズは大きいです。DSソフトと並べてみましたが、これの2まわりくらい大きい印象。

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中は三層のクリームが挟まれたウェハースチョコ。ぎっしりショコラじゃないというあたりちょっとがっかりですが、BABBIはもともとジェラートコーンの工場としてスタートしたというのだから、なんとなく納得かな。3種類のクリームはコーヒー、バニラ、ヘーゼルナッツ。ウェハースのふんわりしたところにチョコレートコーティングが溶けて美味。

高くなる理由の一つには、パッケージにお金がかかっているという事情もあると思います。1個入りで作られているクリスタルパッケージのものは1個1000円もします・・・が、それはそれとして積み重ねて小物入れに使えたりするのでカワイイ。でもこの値段だと自分用というよりやはり贈答用かなぁ。自分用にはビニール袋にでも入れてもう少し安く売って欲しいですね。

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ウェハースはウェハースで好きなのですが、この量ではとても足りずなんだかウェハース熱が呼び覚まされただけのような気が・・・ということで、大量生産型大容量ウェハースを成城石井で購入。450円で250gも入ってる。10日くらい経つのにまだ食べ終わらない!

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これはチョコレートを買った日の翌日に軽井沢のアウトレットに行ったら、BABBIのジェラテリアがあったことに気づきトリプル(840円)を食べ歩き。ピスタチオ、さくら、フィキ(いちじく)の三種です。ナッツ系が充実しているのがイタリアンジェラートの特徴・・・しかもナッツの味が濃い!んですよね。
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2011年04月18日

成城石井扱い量販型ショコラ・タブレットからピックアップ

だんだん暖かくなりヒトとしてはうれしいのですが、ショコラには厳しい時期が近づいてまいりました。このくらい(20℃そこそこ)でも車の中などは結構な温度になりますし、持ち歩くにも贈答用にも気を遣わなければいけないのです。

そんな時期ですが、珍しい食材の宝庫成城石井。ここにはスーパーには売られていない珍しいチョコレートもたくさん存在するのです。冬のショコラ恋しさと、冬の間にたくわえた名ショコラティエのショコラをいい具合に消費したこの時期。安価でおいしいタブレットはないだろうかとガサ入れしたので、書き留めておきます。

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まず今回購入したのは、砂糖不使用(とは書いてあるけど2%のショ糖が使われています)マルチトールで甘みをつけられたタブレット「プーラン Ligne(70%)」確か368円。これを買ってみたわけというのは、カカオサンパカで同じくマルチトールで甘みづけされたタブレットが売られていたから。そちらが1200円だったので、これがプーラン368円で代用できれば、安いし買いやすいしで言うことなし。通常のショコラより約1割カロリー減なのもうれしい。

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滑らかでビター。基本は押さえているのでなかなかいいんじゃないかな〜と思ったのだけど、何度か食べているうちに、当たりの強さも後味の強さも特徴がないことが気になる。うーん、何でもいいからとりあえずビターなものをというときにはいいかもしれないけど、なんとなく物足りない感じは否めません。

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次に「ラウシュのAMACADO490円」。ペルーのAMACADOというプランテーションで作られたカカオを使用とのこと。香り高く刺激的という謳い文句に釣られたのと、JPH氏がペルー産のカカオにすごく感銘を受けていたため気になって購入。

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右端のカケラがそれ。ちなみに左端のタブレットはプラリュのサオトメ(フォラステロ種)。サオトメは75%カカオで、60%のAMAKADOと比べるのはナンなのだが、AMAKADOもなかなかおいしいです。甘みが強くてミルクでよくわからなくなってる感はあるけども、余韻に残る香りも品が良く、あんまり雑味がないような気がする。

量販型タブレット比較
これは2003年頃成城石井で購入した量販品を中心に食べ比べた時のメモ。JPH以外は300円程度で買えるものだから、その時の気分で使い分けるといいかも。あ、でも8年前はそれほどチョコを食べ比べたことがなかったので、あまり当てにならないかも。。。2011年現在店頭で見かけなくなったものもありますが、もしよろしければご参考に。
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2011年04月13日

ショコラティエ「ジョエル・デュラン」の多様なフレーバーとメッセージ性

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バレンタイン時期にちらりほらりとあちこちで目にしていたので気に留めていた「Joel Durand(ジョエル・デュラン)」のショコラ。南仏プロヴァンスのショコラティエということですが、その特徴は「アルファベットプリント」と「フレーバーの豊富さ」でしょう。特にフランスのボンボンショコラは、同じようなキューブの上にフォークで線が2本か3本か斜め線か・・・ということでよくよく見ないとわからない、なんてものが結構あったりするのですが、ココのショコラはプリントされたアルファベットでそのフレーバーが誰でも一目瞭然と言う実直さ。

また、そのアルファベットの数の分だけ、つまり26種類の味のショコラが用意されていて(常時全種類ストックされているかは不明)、その幅広さは特筆すべきところだと思います。そして、こんな用途−例えば特定のアルファベット組み合わせで、オリジナルメッセージを作ることも可能(バラで販売されている場合は)。実際、バレンタインには「THANKYOU」や「ILOVEYOU」の詰め合わせが用意されていました。

さて、そのジョエル・デュランですが、この3月から新宿高島屋に常設されることになったようです。4月2日〜5月24日までは松屋銀座でも期間限定ショップが出ているみたい。写真で見る限りは単品がずらりと並んでいるようですが・・・。そしてさっそく、ショコラをいただく機会がありましたので、その内容を記しておきたいと思います。

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今回のセットは以下の8種類。

A:プレーン(ブラック)
C:塩キャラメル(ミルク)
D:バニラ(ミルク)
E:アールグレイ(ミルク)
K:コーヒー(ブラック)
O:オレンジ(ブラック)
Q:マロン(ミルク)
T:ティラミス(ホワイト)

カッコ書きにしたものはガナッシュのベースとなっているショコラ。ミルクはスイート系、ブラックはビター系(ホワイトは甘甘系w)、と思っていただいて構いません。どちらかと言えば甘い方寄りですが、バランスよく詰め合わされていると思います。

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今回食べ合わせたもので一番特徴がよく出ていたように思う3粒をここで。左から塩キャラメル、コーヒー、ティラミス。

塩キャラメルについては甘さとミルキーさとなめらかさがよく再現されていました。コーヒーについては・・・タブレット・ブラジリアン、コーヒーフレーバーのタブレットショコラを思わせる味で、実際そうなのかはわかりませんが、微粉砕されたコーヒー豆が練りこまれているような印象を受けました。ティラミスは、チーズを感じさせるような味ではありませんが、ホワイトが軽くほっとするような甘さ。日本人は比較的ホワイトが好きと言う話を聞きますから、結構好まれるかもしれませんね。そして、ガナッシュの上面にはココアパウダーがまぶされているという芸の細かさ。

ガナッシュは冷蔵庫から出しても比較的硬めです。それが製法によるものか製造のタイミングとのタイムラグから来るのかはわからないのですが。アルファベットの中にはタイム、ローズマリー、カルダモン、クローブなどのハーブもあるようなので、また機会があったらハーブ系を試してみたいと思います。

ジョエル・デュラン 新宿高島屋店チョコレート / 代々木駅南新宿駅新宿駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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2011年04月08日

ショコラ愛好者クラブジャポン2010-2011第5回試食「ジル・クレスノ」

いよいよ今期のショコラ試食会も今回で最後。トリは以前試食として頒布されたことがありとても高評価だったというジル・クレスノ。珍しいだけでなくおいしいことがお墨付きで安心していただけるというのがこのクラブならではの醍醐味であり、年間2万円払っても高くないと思えるポイント。

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さて、このショコラ(+ジャック・ジュナンのマンゴーキャラメル)。見た目は至って普通なのですが、

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切っても至って普通・・・・・え?いやいや、本来ガナッシュであるものが普通とは違いましてね。普通は生クリームとショコラを合わせてガナッシュであるところを、カカオクリームを使った「メランジュ」というものが存在するという。メランジュ、というのは本来フランス語では「混ぜる」という意味で広く使われている言葉であってショコラ用語ではないのだけど、ここではショコラの一形態を示しています。そしてその実態は・・・・うーんよくわからない。ココにジル・クレスノのショコラカタログがあって説明書きが載せられているのだけれども、例えば「メランジュ」であるカシス。

mélange de pulpe de cassis et de chocolat. = mixture of pulp of blackcurrant and chocolate.

ということであり、また「メランジュ」という普遍的な言葉がたたってうまく調べられ(ググれ)ませんでした。印象としては、普通のガナッシュより固めであり果実の持つ味わいがよりギュッと濃縮され、それでいてショコラらしさも失われていないという、理想的な感じのものでした。食べるまでは懐疑的だったのですが、同種のショコラを日本でも探してみたくなりましたね。

果実系4種、プラリネ3種、プレーン1種、その他フレーバー2種という組み合わせでしたが、果実系が際立って良い。あまりにもおいしかったので、おかわり(追加購入)をしてしまいました。今年の食べ納めっていうことで、ちょっと気が大きくなっていたせいもあるかとは思いますが。
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2011年03月22日

ディジョンの名匠ファブリス・ジロットのショコラが新宿伊勢丹で

明日3/23に新宿伊勢丹に開業するフランスのショコラブランド「ファブリス・ジロット」が楽しみなので、このブランドのおいしいショコラを振り返ってみたいと思います。

今年のSDCでゲットしたショコラはこれ。

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クルール・ド・ブルゴーニュ。ガナッシュ、ジュレ、ガナッシュの3層仕立てのショコラ。
これに、

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ジャルダン・プレシュー(上の花びら柄)とアクアカオ(下の幾何学模様)の2つを加えた合計3つのシリーズが、ファブリス・ジロットの得意とするジュレサンドショコラ。
*ジャルダン・プレシューは果物+花のフレーバー、アクアカオについてはこちらの日記で書いてます。

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断面はこんな感じ。左からカシス、赤桃、ブラックベリー、フランボワーズのジュレです。ジュレよりも硬く、パート・ド・フリュイよりも柔らかいくらいの硬さ。

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アクアカオのとろけるようなジュレとはまた少し違い。

3つある中でこのクルール・ド・ブルゴーニュが一番好きです。何でかって言うと、果実の美味しさがダイレクトに伝わってくるから。普通ワタシはショコラが好き過ぎるので、他の味は極力排除したい方なのですが(今一番好きなのはタブレットかも)これに関してはガナッシュだけでもジュレだけでも物足りなく感じてしまうことでしょう。ワインの銘醸地であるブルゴーニュ地方のディジョンにお店を構えるジロット氏の果実への愛もたっぷり詰まっているような気がします。

新宿伊勢丹店の品揃えがどんな風になるのかはわかりませんが、まず年一回しか購入する機会がなかったことを考えると、ずいぶんディジョンとの距離が縮まったなぁ、と感じます。
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2011年03月20日

Wa・Bi・Saのショコラ包み桜クッキー「香ほろん<ショコラ包み>」

ホワイトデーにもらって美味しかったお菓子がありました。Wa・Bi・Sa(わびさ)の香ほろん<ショコラ包み>

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Wa・Bi・Saの経営母体はヨックモック。そう、シガールと特徴的な缶カンでおなじみのヨックモック。青山の本店に行くとシガールなどと共に同じ店舗内で販売されています。同じクッキーとはいえ、素材には和三盆や抹茶などを使った和風のラインがその特徴。アーモンドパウダーやショートニングによるほろほろとした口どけがはかなくてなんとなく風流。

もともと相方がちょくちょく贈答用に購入していたもので(というわりには私は一度ももらったことがなかったんだけど)、気にはなっていたブランドでした。

今回の香ほろん(かほろん)は、

・和三盆クッキーにビターチョコレートコーティング
・桜風味クッキーにミルクチョコレートコーティング

の2種類の詰め合わせ。

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金箔、花の模様がかわいらしい。何よりも、桜、ショコラはどちらも私の好きな食材。桜ってバラと同じでそれ自体は別に味も何もないんだけど、香りがいいのよね〜。あと、季節限定感?

残念ながらチョコレートコーティングのものは、ホワイトデー限定だったのでもう物販はないみたい。チョコレート掛けしていないものはまだ売っているみたいなので、この季節のちょっとした手みやげに使えそうです。
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2011年03月15日

オテル・デュ・キャップ-エデン-ロックのボンボンショコラ詰め合わせ

以前このリゾートホテルのショコラティエ「リリアン・ボンヌフォア」さんのセミナーに行った時のことを書きました。そこでオマージュと言いますか・・・まあ、いつか泊まりに行けたらいいなぁなんて願掛けのつもりで16個入りボンボンショコラ(約5000円)を購入したのです。高いだけではなく普段はホテル外に流通しない、紛れもなく希少品といえるものだったためなんのかんのと食べるのを先送りしていたのですが、否、早く食べなければ鮮度とおいしさは落ちる一方だと一日に4個、4日間かけて全部食べてしまいました(極端)。

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箱からして品が良く、見るからに高そうな包装・・・

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開けても品が良い。デザインや配置、カラリング。ここまで美しさを感じさせるボンボンショコラって他にあまり思いつかない。(うーん・・・と考えて思い出したのはボワシエ(笑 )

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黄色いホテルロゴはレモン風味のプラリネ。酸味は強くないので味のバランスが良くて、柑橘の華やかさが残っている。


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中でも一番気に入った4個。
左から、松の実のプラリネ(松の実が大きめのままと、粒子が細かいキャラメリゼとの両方が楽しめる)、フレッシュミントのガナッシュ(デザートの横に付いてくるミントのように青々としている)、マンジャリ64%ガナッシュ(マダガスカル産カカオ)、バニラ風味ホワイトチョコレートガナッシュ(バニラの粒まで感じさせるリッチさ、ホワイトチョコタブレットを感じさせながらふんわりとした口どけ)。

リリアンさんはパティシエ型のショコラティエで、カカオそのものを探求するというよりも、数あまたある他の食材とのマリアージュがどうであるかということをより意識してるのではないかなーと感じるショコラ達でした。どれも驚くほど華やかで、食材の味がギュッと凝縮しているようなイメージです。

一度ショコラティエをパティシエ−ショコラティエ、職人−研究者の2軸でプロットしてみたら面白いかも・・・と思っています。
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2011年03月11日

GODIVAのエナメル調トートバッグ

先日のショコラパーティで「ショコラ色の何か」がテーマだったので、各自いろいろ持参されたのですが、その中で私も欲しいなぁ帰ったらググってみようと思ったのが「GODIVAのエナメル調トートバッグ」。

調べてみたところ、これは宝島社のファッション雑誌「GLOW」の4月号付録でした。普段買わない雑誌なので、探しまわる時間の手間を考えてamazonか楽天ブックス迷ったあげく、楽天で購入(ポイントが使えるから)。

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680円。ファッション雑誌の付録だからムックより安くてありがたいわ。

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エナメル調とは言うけど、実際はビニール調で「ビーチボールのような」匂いがします。でも、GODIVAのロゴにショコラ柄をあしらったショコラ色のバッグに、

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中はこの通りvividなピンク。こういったギミックには珍しく、内ポケット付きで気が利いている。サイズは小さめトート、ランチバッグより一回りか二回りくらい大きいです。ショコラ×ピンクの組み合わせはかわいくて(ここポイント高かった)購入にいたったのでした。

ホワイトデーも近いし、これにGODIVAのショコラを入れて渡したりしたらウケるかもね〜。


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2011年03月09日

ショコラ愛好者クラブジャポン2010第4回試食

今回のショコラはレミ・アンリ(Remi Henry)。私は初めて名前を聞くショコラティエですが・・・果たして。

先日のショコラパーティはこの会の頒布の数日後に開催されたため、レミ・アンリというショコラティエのプロファイルも含めてよく知ることができました。

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割れが少々(結構?)あったのですが、これはボンボンショコラを作りたての落ち着いていない状態で輸送したからとのこと(by会長さん)。通常ボンボンショコラは作ってから数日置き、きちんと固まってから輸送するのが望ましいらしいのですが、アンリさんは前の晩に作ったようなできたてをくださったんだそう。自分でボンボンショコラを作ったことがないから知らなかったわ。

もちろん味には問題ありません。今回のものは特注品が多く、通常の購入では買えないものが満載。原価が売価を上回ってしまうような「道楽」ショコラって表現されてましたけど、こういう道楽はだいかんげい。

その道楽の一例として・・・
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ピスタチオ100%のペーストをガナッシュの上に重ね合わせ、ビターチョココーティングをし、ピスタチオのチップを散らしたもの。ピスタチオのグリーンが見た目もきれいです。

ピスタチオ風味のマジパンやプラリネとは違った「ピスタチオそのもの」の風味が特長。ただ、思ったほどピスタチオばかりを感じるようなものではなかったな。ビターショコラ主体の味わい。

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左端は通常製品はマロン型にマロンペーストだけが詰まっているもののようで、これでは少し物足りないからと今回はガナッシュとの二層仕立てになっているもの。なるほど確かに、甘さ控えめなマロンは滑らかで、これがぎっちりでんぷん質の詰まったようなものだったらまだ違ったのかもしれないけど、あっさりしすぎているのかもしれないな。個人的にはガナッシュが1/3〜1/2くらい入っててもよかったのかも、と思います。

真ん中は乳脂肪分45%のフレッシュクリームを使ったトリュフ。室温に戻しきらずに指でつぶせるくらい柔らかなのは驚異的。


他には10数日間煮込んだオレンジピールを使用したオランジェット、ジャンドゥーヤペーストにツブツブの食感が「プラリネ?」と錯覚させられた韃靼蕎麦粒入りのボンボンショコラ。今回のはとりわけ特別感が満載だったように思います。


しかし、今期の試食会は残るところあと1回。寂しくなりますが、暖かくなるんだと思えばちょっと慰められます。その頃にはきっと桜スイーツがあちこちで開花していることと思います。
posted by kncafe at 20:54 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー チョコレートデータベース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | 編集